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異世界転移~アイテムチート  作者: けんもも
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第1話 プロローグ

リハビリもかねて、数年ぶりに復活しました。


前作については、プロット等どこかにあるかもですが

まずは、書くことから開始しました。


まあ、前作については数年も空いているので

今更需要もないでしょうから、そのまま放置になりそうですが(笑)


ガラスのハートは健在ですので、お手柔らかにお願いします。

第1話 プロローグ




「それでさ、無人島に流された時に一つだけ持っていけるものがあったら何を持っていく?」


「だから、それって前提がおかしくね?無人島に流される時に持っていけるもの自分で選択できるとか、おかしいだろう?」


「まあ、まあ、そう言うなよ。暇だから話題作りしてくれたんだって、ねっ、若菜ちゃん」


「うん」


「まあ、いいじゃない。じゃあ、私から、そうだなぁ。一つだけか~。水とか必要じゃない、やっぱ」


「水とかあり得ないでしょう。砂漠でもなければ、水は見つかるって。それよりも、チャッカマンとか必要じゃね。火があればいろいろ便利っしょ」


「火とか水とか。どんだけ原始人だよ。そんなのどうにでもなるっての。それよりも、薬関係の方が必要でしょう、やっぱ」


「それって一つだけって話と違うじゃん」


「俺なら、サバイバルナイフだな、やっぱ」


「それなら、万能ナイフの方がよくね?最近のやつはいろいろついてるんだぜ」


「私なら、災害用のライトかな。大きな音が出たり、遠くまで光が届いたりするやつ」


「私は化粧品。これは外せない。すっぴんとかありえなくない?」



クラスメイトのそんな馬鹿話を聞きながら大きなバスに揺られている俺は、

遠藤修えんどうしゅう。16歳。

高校一年。

身長165㎝、体重50㎏の中肉中背。

容姿は普通だ。


 バスの座席は一番前。隣には、先生の荷物が置いてある。先生はと言えば、反対側の席で鼾をかいて寝ている。あっ、今クラスメイトと言ったけど、特に親しい訳じゃない。って言うか多分、俺のこと認識しているやつはいないと思う。

 今日は俺が通っている高校の毎年恒例の学年研修旅行だ。山の中の何とか青少年の家とかいう所に行って2泊3日の合宿が行われる。クラスの団結と、愛校精神を養うとかなんとか。こんなことやって団結とか愛校精神とか沸かないだろうって思うけど、理事長先生と言う偉い人の考えで毎年恒例行事になっている。


 俺としてはブッチするつもりだったけど、この合宿だけは余程の理由がない限り強制参加が義務付けられている。ちなみに病気で休む場合も、医師の診断書と両親の同意書の提出が必要だったりする。以前ブッチした人がいるみたいで、合宿が終わった後いつの間にか退学になっていたと言う情報が全校生徒に知れ渡っている。


 私立だけど施設面の充実度では県下有数の学校だし、成績優秀者(学業、スポーツ、文化)には学費免除や返還不要な奨学金と言うお小遣いまで貰えるので人気の学校なのだ。

 とは言え、学校である以上、プチいじめやプチハブはある訳で、当然クラスや学年、学校内のヒエラルギーというか階層はある。


 俺みたいに特に一芸に秀でている訳でもなく、親や親戚のコネがある訳でもない一般ピープルは自然、そう言ったヒエラルギーの下層に追いやられる。女子の場合は容姿や性格がよければ、それはそれで個人のアイデンティティーとなってヒエラルギーの上位にいる訳だけどね。



 まあ兎も角、後ろで大声で喋っているのが俺のクラスのトップ6と呼ばれるやつら。


スポーツ万能のイケメン、犬堂崇いぬどうたかし

親が何とかという一流企業の御曹司の、海山司みやまつかさ

学年で常に成績トップの、宮崎亮介みやざきりょうすけ

学年のアイドル的存在の、大川若菜おおかわわかな

モデルみたいな身体だけどスポーツ万能女子の、三船愛みふねあい

読者モデルらしい、田坂真里菜たさかまりな


 こいつらが動けばクラス全体が動くんで、今やバスの中では、無人島の話題で一杯だ。下らないけど、まあ俺なら今も手にしているスマホだな。


 俺の場合、ネットにアクセスして情報を仕入れるって使い方よりも、アプリをいろいろ落として使い倒している感じ。電子マネーも使えるしこれ一台あれば困らない。勿論災害時にも使えるようにソーラー充電カバー付きだ。不恰好だろうが何だろうが、蛍光灯の光ですら充電可能なこいつがあれば問題ない。勿論、防水機能も付いてるし。


 って、何マジで考えてるんだ俺。

 まあ、ボッチだけどヒッキーじゃないから、ついつい外のことが気になるんだよね。ボッチな理由は、中学に上がる時に田舎から引っ越してきたので言葉の壁で、元々コミ障傾向のあったのが顕著になった感じだ。中学、高校とそんな感じで過ごしていたら、いつの間にかクラスの中で空気になっていた。まあそんな感じ。だからなんだって話だ。


 ふとスマホから視線をバスのフロントガラスに目を向けると、フロンロガラス一杯に空が見えた。


「えっ?」


 運転手さん寝てる?ハンドルに倒れかかる感じになってるけど。


 次の瞬間、バスが垂直に傾いた感じになって、フロントガラスの遥か先に、谷底が見えた。

ジェットコースターの頂上に到達して、一気に加速が始まった感じがした。後ろから、クラスの奴が降ってくる。

 合宿の時には全員、学校指定のジャージの上下着用だから、女子はスカートはいてなくてよかったね。とか一瞬意味もなく思ったけど、次の瞬間、掴まってた座席の手すりから手が離れて、荷物とかクラスメイトが折り重なっている上に落ちた、左手で愛機のスマホをしっかり握って。





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― 新着の感想 ―
[一言] 自分ゎ前作好きで待ってます(笑)
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