表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サンタさんの忘れ物  作者: 大栗エイト
5/6

キューピッドとドンダーとブリッツェン

冬の童話祭2020エントリー用の作品です。

 キューピッドが渡された地図は妖精の泉でした。泉には誰もいません。だけれど、毎日ここに来るキューピッドにとってはいつものこと、ピューピューと口笛を鳴らします。


 すると泉から雪の妖精が現れました。妖精はプレゼントの箱と手紙を持っており、笑顔でキューピッドに渡しました。


 『親愛なるキューピッドへ。君は誰よりも優しい。その優しさにみんなが助けられているよ。サンタクロースより』


 手紙を読んだキューピッドは喜んでプレゼントを開けると、中には鞍が入っていました。


 「すごくお洒落! サンタさん、ありがとう!」



 双子のドンダーとブリッツェンが渡された地図はソリ置き場でした。無数のソリがドカドカと積まれていますが、いつもサンタさんと一緒にいる双子は、サンタさんのソリをすぐに見つけます。


 ソリの中を覗きこむと、プレゼントの箱と手紙が置いてありました。


 『親愛なるドンダーとブリッツェンへ。君達はいつも喧嘩をしているが、誰よりも仲良しな事を知ってるよ。その絆をいつまでも忘れずにね。サンタクロースより』


 手紙を読んだドンダーとブリッツェンはお互いを見て、笑い合います。二人でプレゼントを開けると、中にはお揃いのベルが入っていました。


 「「お揃いだ! サンタさん、ありがとう!」」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ