82/101
*
お言葉に甘えて先にお風呂に入り、今は江藤くんのお風呂を待っているところ。
この一人の時間。
手持ちぶさたでドキドキしてきた。
そういえばお泊まりは初めてだもん。
さっき想像してしまったことを思い出してしまう。
今日こそ求められたりしたりして?
だってお泊まりだし。
ディズニーだし。
夢の国だし。
そんなことをぼんやり考えて、すぐさまはっとなる。
何を考えているんだ、私は。
ちょっと落ち着こう。
うん、心を無にするのだ。
落ち着いたつもりだったのに、お風呂から出た江藤くんを無意識に目で追ってしまう。
「どうしたの?」
「えっ、いやっ、何でもないよっ。」
私の視線に気付いた江藤くんが、疑問を提す。
はー、もう、私ったらそわそわしすぎ。
いろんな意味で動揺するよぉ。




