前へ目次 次へ 8/101 * 迎えに行くとか言いながら連絡も寄越さず約束の時間は過ぎ、あげく郵便局で仕事。 はあ? 今日は非番じゃないの? だけど中に入っていく勇気はない私。 どうしようかと外でうろうろしていると、それに気付いた正広が扉を開けてくれた。 「じゃあ、俺たちはこれからデートだから。」 同僚にそう声を掛けて出てくる。 「羨ましいっすねー。」 明らかに社交辞令を述べる同僚に、正広はドヤ顔をして私の横に立つ。 なんだよ、そのドヤ顔。 ため息しかでないわ。