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略奪的なその恋に、本気の愛を見つけた  作者: あさの紅茶


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75/101

*

江藤くんは出張先の成田市から、私は会社のある横浜市から舞浜駅を目指す。


普段デートをするにしてもお互い家が近いので、どちらかの家に迎えに行くというのが多く、待ち合わせをすることがない。


だから今日はとても新鮮だ。


電車に揺られながら目的地に近付くにつれ、私は胸がドキドキしてきた。

こんな風に旅行に行くのは初めてだもん。

高まるわー。


舞浜駅に着くと、すでに江藤くんが待っていて、私は彼のもとへ駆け寄る。


「おー、ちゃんと一人で来れて偉いね。」


そう言って頭を撫でられて、子供扱いされてるような感じなのに何故か嬉しい私。

だけどそれを悟られたくなくて、


「大人なので。」


とツンと反論する。

そんな私を見て、江藤くんは朗らかに笑った。

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