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ソフトウェアのインストールに失敗してしまい見たこともないエラーメッセージが出てきて、江藤くんに助けを求めた。
嫌な顔ひとつせず私の席まで来てくれて、パソコンを覗きこむ。
私は椅子ごと左に寄って、江藤くんの作業を見ていた。
モニターに現れるたくさんのウィンドウを見ているだけで目が回りそうだ。
私には何をやっているのかさっぱりわからない。
横目で江藤くんを見やれば、右手でマウスを操作しながら、視線はモニターへ。
時々ブラインドタッチをしながら、流れるような作業をこなしていく。




