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これは、告白をされたんだよね?
予想外すぎてどうしたらいいかわかんないよ。
でも何か、何か答えなくては。
思考回路はショート寸前だ。
ああ、そんな歌詞、どっかの歌に出てきたなぁなんて余計なことは頭をよぎるのに、江藤くんへの上手い答えが浮かばない。
必死に考えてようやく出てきたのは、結局感謝の言葉だった。
「ありがとう。」
「この期に及んでありがとうなの?」
「だ、だって、突然だったから…。」
「辻野さんらしいね。」
これでもかと赤くなる私とは対照的に、江藤くんは楽しそうに笑った。
家に帰ってからもドキドキが止まらなくて、その日はもう大変だった。




