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プロローグ

初めての投稿ですので温かい目で見守ってください

「我々の大事なデータを見られた。何としてもあいつの口封じをしなければならない」

世界の中心、世界の全てを統括するクリスタルタワー。今にも雲を貫きそうな、全面ガラス張りの建物。そこの最上階の会議室で話し合っている三人の内の一人、アメリカ大統領ハーバルトがそう発言した。

「仮にあの情報が世界に出回ってしまったら我々は壊滅し世界は混乱に陥ってしまうだろう。何としてもあいつを始末しなければならない」

この言葉を残りの二人に向ける。ここにいる二人は、

日本首相 黒崎白水(くろさきはくすい)

ロシア連邦大統領 リュドミール

ここの三人は百年世界をまとめてきた《三大国》のトップである。

「私もアメリカに賛成だ。ロシアとしてもこの問題を大きく見ている」

リュドミールが発言したことに、黒崎も頷いた。

「今回は世界を揺るがすもの、特に日本には頑張ってもらいたい。あまり言いたくないのだが今回の失態は日本にあると思っている」

一気に場の空気が変わった。ハーバルトの放った言葉によって緊張が走る。

この三大国が言い争いになり戦争が起きれば、第三次世界大戦となる事は目に見えている。またそれは世界の終わりを意味している。

「わかっていますとも、今回は日本の機関で情報が盗られたのですから。しかしこれは日本だけでの対処は難しいでしょう。何せ我々の厳重な警備の中たった一人で情報を盗ったプロですからねぇ」

「フッ…わかっているなら良いのだよ。勿論アメリカは協力しよう」

「ロシアも協力を惜しまない。全力で捻り潰す」

3人の利害が一致した。そしてアメリカ大統領ハーバルトが全世界へ言葉を放った。

「よし、戸堂一(とどうはじめ)を国際指名手配だ!!」


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