さきの不満
どうも降木です。ちなみにこれは二作目となる恋愛小説です。
この話は作者の青春の夢を沢山詰め込みました。なので多少読みにくい所があるかもしれません。もし「ここ読みにくい〜」や「ここ意味分かんねえ」など思いましたらコメントでお知らせください。出来る限り改善します。
では、「恋のキューピット部」スタートです!
「ねぇ、たくやって…りんのことが好きなの?」
「友達としては好きだよ…」
と俺は正直に言ったが、さきは納得できない顔でいた。
「ほんとに?ほんとに友達としてなの?」
と、さらにさきは詰め寄ってきた。しかし、ほんとの事を言ってるので俺はそう答えることしかできない。
「ほんとだって」
…やはりさきは納得してないみたいだ。
それより今は聞くことがある、
「そんな事より、さき。何か悩み事でもあるのか?最近ちょっと様子がおかしいし…」
と言うとさきの表情は少し硬くなった。
そして、「そんな事…、そんな事か…」と呟いた。
あれもしかして俺なんか不味いことでも言った?
と俺が戸惑っていると、
「たくやってほんとに私のこと好きなの?」
「そんな恥ずかしい事聞くなよ」と言おうとしたが、俺は言うのを少し躊躇った。
何故ならこういう時は真剣に答えなければフラグをへし折ってしまうと相場は決まっているからだ。
だからこういう時の台詞は一つだ!
「…勿論、大好きだよ!」
と俺は力強く言ったが、さきの表情が少し緩んだが、またすぐ硬くなった。
「…なんで一瞬躊躇ったの?」
ぐっ!痛いところを突かれた。
なんでってそれは、フラグを折らないために台詞を選んでいた、なんて言えるわけないじゃないか。
くっ。ここはどうにかごまかさにと…。
「なんでって…俺の気持ちをどう表すか迷ってただけだよ。それより最初のと今のって、最近のさきの異変に関係あるの?」
と聞くとさきは「はぁ…」と小さくため息をした。
「えっ?また俺なんか言った?」
「いや、たくや君って結構鈍感なんだなぁって…」
「えっ?俺鈍感?」
「うん。すっごく鈍感」
と言ってさきは笑った。
「ん~、鈍感ってよろこんでいいのやら悪いのやら…」
「私はいいと思うよ。そんなたくや君の好きだし」
あれ?なんかいつの間にかいつも通りじゃね?
まぁよく分からんが良かったかな?と思ってると、さきのスマホが突然鳴った。
さきはスマホを見ると顔を曇らせた。
「どうしたのさき?」
「…なんでもない。それよりもう用がないなら帰って」
とさきがまたそっけなくなった。
と今度は俺のケータイが鳴った。
「あ、ちょっとごめん」
と言って確認すると、「今から二人で遊びましょう!たくやの部屋で待ってるから!(注)遅かったらたくやの荷物漁るからね!」と書かれてあった。
「あいつ…」
「誰からだったの?」
「あぁ、りんからだよ。今から二人で遊ぼって」
と言うと、さきの表情がまた硬くなった。
「…やっぱりりんの事が好きなんじゃない」
「だから違うって…」
「あっそ。早くいってあげたら」
「なんだよその態度は」
俺は少しさきの態度にイラっとした。
「別に。それより私より好きな人の所にはやく言ったら?」
「だから違うってさっきから…」
と言ってる途中で俺の言葉は遮られた。
「じゃあなんでりんとずっと一緒にいるの!それに姉ちゃん達とも!なんだ私に構ってくれないの!!」
「俺だって関わろうとしたよ!でも、さきはそっけなかったじゃないか!」
「それは…」
とさきは言葉を詰まらせた。
その時、
「たーくやー」
と、後ろからりんの声が聞こえた。
「あれ?りん?部屋で待ってるんじゃあ…」
「もぉ~あまりにもたくや君が遅いから来ちゃった。…それにしても今不味かった?」
とりんがその場の空気を読み取って言った。
「行っていいわよ。話はもう終わったんだから」
「え、でも…」
と珍しくりんが言葉に詰まっていた。
「あなたはあなたのやるべき事があるでしょ?」
とりんとさきが謎のやり取りをした後、りんを俺を連れて部屋に戻った。
しかし、どこかりんの元気がないように感じた。
そして夜、就寝時間になった頃。
ドンドンドン
突然ドアがノックされた。
「誰ですか~?」
とドアを開けるとあきが立っていた。そしてどこか慌てた様子だった。
「どうしたんですか?」
「それが…さきがいなくなったんだ!」
最後まで読んでいただきありがとうございます。
もしよろしけば感想やレビュー等よろしくお願いします。
次回はさきの行方が…お楽しみに!




