なつ&はるときもだめし!
どうも降木です。ちなみにこれは二作目となる恋愛小説です。
この話は作者の青春の夢を沢山詰め込みました。なので多少読みにくい所があるかもしれません。もし「ここ読みにくい〜」や「ここ意味分かんねえ」など思いましたらコメントでお知らせください。出来る限り改善します。
では、「恋のキューピット部」スタートです!
「次は…なつだ」
「おっもうか。けっこうはやいな」
「それじゃあ今度は五分後に出発してくれ」
「了解!」
なつとか…。まぁすこしは楽かな。そう感じた。
「よ~し。そろそろ行くぞ~。準備はいいかたくや?」
「あぁ、いつでも大丈夫だよ」
「じゃあ出発しんこーう!!」
「お~」
そんなやる気のない返事で二周目がスタートした。
「…でちなみになつはお化けとか大丈夫なのか?」
「…実を言うとそこまで大丈夫ってわけじゃないけど、まぁぎり大丈夫だ」
「そっか…」
なんだなつでもやっぱり怖いのか。なんか少しほっとしたようなしないような。
「まぁでもお前よりは絶対大丈夫だな」
「あ~?」
「だってさっきのお前ってきなりびくびくしてたから…」
と言ってなつは思いだしたように笑った。
「くっ…みてやがったのか…」
「当たり前よ!あの時のお前はめっちゃ面白かったからなぁ~」
と言ってまた笑い出した。
正直俺もそこまで言い返す気はないが、もしこいつが仕掛けに驚いたらいじってやろうそう決意した。
というか前はそろそろ出て来たはずなのだが…まだだろうか?
「特に最初の人形の生首でのびくりようったら…」
まだ言ってやがるこいつ。絶対あとで驚いたらいじってやろう。そう改めて決意を固めた。
「そんなに俺の方ばっかみてるといつかこけるぞ~」
「はっ!別にお前をみてるわけじゃないから!勘違いすんなよな!!」
と少し顔を赤くしながら言った。
はいツンデレいただきました~。と脳内で言っていると、
ボトッ
何かが落ちた音が聞こえた。
「ん?なんだこれ?」
なつがその落ちてきた物の所まで行った。
「ん?なにが落ちてたんだ?」
そう言って俺も近づくと、
「キャー!!」
といきなりなつが俺にしがみついてきた。
「ちょっ!お前いきなりどうしたんだよ!!」
「これ!これっ!!」
となつが指差した方を見てみると…
そこには血で染まった生首が落ちてった、
思わず悲鳴を出しそうになったが、さきほどの決意を思い出し、俺はなんとか耐えなついじりの方向へ移った。
「お前これただのおもちゃじゃねえか」
「えっ?あっ…」
「やっぱりお前もびびりなんだな」
と言ってさっきのお返しに笑ってやった。
すると、
ガタンッ
突然生首が動いた。
「えっ?ちょっ?まさか見間違い?」
そう思ってなつの方をみると、なつも俺の方を見ていた。
「今動かなったか?」
うそだろ今のが見間違いじゃなかったら…
ガタンッ
もう一度生首が動いた。今度は俺たちの方へ向かって…
俺となつは互いに見つめ合ってゆっくりと頷いた。
そして全速力でその場を去った。
「はぁ、意外と楽しかったな」
「はぁ、そうだな」
俺たちはゴールにいた。
あれからいくつかグレードアップした仕掛けが待ちかまえていて、俺たちは全速力で走って行った。
そして現在に至る。
「それにしても、もう次のが決まっているのか…」
「みたいだな、じゃあ私はさきに山に入っているぜ」
「おう、気を付けてな」
「おう、そっちもな」
なんだろうこの肝試しでなつとの仲が良くなった気がする…。
「それより次の相手は…」
そう言って紙をとった。
なんでもいちいち集まるのがめんどくさいからさきに引いておいた紙をゴールにおきそのまますぐに次に行くそうだ。
すると突然後ろから声が聞こえた。
「次は私よ。よろしくねたくや君」
と言ってはるがにっこり笑った。
「…あのもしかしてこういうの苦手ですか?」
「えっ!べ、べつにそんなことないわよ!?」
と言ったが全くの説得力ゼロだった。
と、そのとき、
ボトッ
この音はあれだな。
俺は近づいてそれをとる。
「やっぱりまた生首か…。もうちょっと工夫はないんですかね?」
とはるの方を見てみると、
「…なにしてるんですか、はるさん」
「きゃっ」
そう言って近寄ると、はるが悲鳴をあげた。
そしてはるはガタガタ震えながらしゃがんだ。
「大丈夫ですよはるさん」
そう言って俺が肩をたたくと、ゆっくりと立ち上がった。
「…何ぼーっとしてんのたくやくんはやく行くわよ!!」
この人さっきの事なかったことのようにしている。
「はぁ~あくまでも認めないんですね…」
「当たり前よ!」
「え?」
「…じゃなくて何言ってるのよたくや君!認めるって何のことかしら?」
はぁ~だめだこれは、
ふとはるをみると今も体が震えていた、そして瞼にはうっすらと涙も浮かんでいた。
全く、そうとう無理をしているな…。はぁ、こういうときは素直に言えばいいのに…。
そう思って俺はそっとはるの隣に行って。
「手でもつなぎますか?」
「たくや君がどうしてもって言うならつないであげなくはないわよ!」
と言ってすぐ手をとった。
はぁ、ここはいっちょからかってみようかな?
「別にいいんならつながなくても良いんですよ?」
「…!何言ってるのよ!自分が言ったことには責任持たないと!」
と言われ結局手をつなぐことになった。
そしてはるの手は以外にも温かくて安心した。
「はぁ~やっと終わった…」
「あら?そんなに怖かったの?」
とはるは余裕なように言うが、俺が疲れたのは全部はるのせいなのに…。
一つ一つの罠ですぐ俺に飛びついてきて、そしてすぐ正気に戻って俺がセクハラしたって言われて…。その繰り返しだ。
ほんとに疲れた…。
「じゃ、じゃあ私はさきに行くわね」
「はい、お気を付けて」
そう言ってはるはまた森の中に入って行った。
「さて次のペアは誰かな?」
「私だ!」
最後まで読んでいただきありがとうございます。
もしよろしけば感想やレビュー等よろしくお願いします。
次回ラスト二ペアときもだめし!お楽しみに!!




