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恋のキューピット部  作者: チョビ
第二章:れいの恋
17/29

初めての告白現場

どうも降木です。ちなみにこれは二作目となる恋愛小説です。

この話は作者の青春の夢を沢山詰め込みました。なので多少読みにくい所があるかもしれません。もし「ここ読みにくい〜」や「ここ意味分かんねえ」など思いましたらコメントでお知らせください。出来る限り改善します。

では、「恋のキューピット部」スタートです!

 土曜日、俺は一人本屋に向かった。

 特に用事はないが家らかも近く、ちょうど暇だったからである。

「あっ、これもう新刊出てる」

 たまにこういうこともあるからなおさらいい。

 と俺は本を買おうとレジに向かうと、

「おや?タクヤ君ではないか」

 振り返ると、あきがいた。

「あっ!どうも」

 俺は軽く頭を下げ、これからどうしようかと考えた。

 何故ら、あきと二人きりで話したことなんて全然ないからだ。

 この前、かい先輩の家に案内してもらった時も行く途中は何も話さなかった。

 だからここは早急に帰ろうかと思うとあきが少しいいか?と言ってきたので俺はあきと一緒に近くの公園へ行った。

「えっと…それで用事というのは?」

「ああ、まあまずは世間話とでもいこうか」

「はぁ」

 世間話か…。何も話すことないような…。

「とは言ってもあまり話すことはないか…」

 どうやらあきも同じ事を考えていたようだ。

「じゃあもう本題に入ろうと思う」

「はい」

 なんだか真面目な雰囲気だったのでつい身構えてしまう。

「そんなに緊張しなくてもいいよ。別に起こる訳でもないんだから」

 と言ったが正直、あきと話すときはいつも緊張してしまう。どうにかならないのだろうか?

「それでだ…。たくや君最近は結構頑張ってくれてるみたいでありがとう」

「いえいえ、僕なんてまだまだですよ…」

 と苦笑いで返すとあきは少し表情を硬くして、

「たくや君はもう少し自分ほめてはいいんじゃないか?そんなに消極的でいると自分を苦しめるだけだぞ?」

「はぁ…。それでこの話が一体…」

 と聞くとあきが俺の正面に立った。そして真剣な目つきでこちらを見て、

「そろそろさきに…、告白したらどうだ?」

 告白?さきに?

「いや、まだ約束を果たせてないのでそれは無理です…」

「約束と言ってもさきが言い出したことじゃないんだろ?本当はさきもたくや君と…」

「駄目です!!」

 俺はあきが全部言い終わる前に口をはさんだ。

「これは自分が言い出したことです。だからしっかりと守らなくてはいけない。いわゆる男に二言はないってやつですよ。そしてこの約束はさきを絶対に幸せにするためです。付き合ったら毎日笑わせてあげれるように…。そのために…俺は…」

 少々熱くなりすぎたみたいだ。あぁ…ほんとに駄目だな…。

「そうか…。さきは幸せ者だな…」

 と小さく呟いた。

「だがたくや君、君は深く感がえ過ぎなところがある。もう少し子供のようにしてみるのもいいんじゃないかな?」

 子供のよう?それは一体どういうことだろうか?

「あれ?もうこんな時間だ。呼び出しといて悪いがそろそろ帰らなくてはいけない」

「はい…。分かりました」

「じゃあまた明日」

「はい。また明日」

 その日はあきに言われたことを考えた…。しかし、全く分からなかった。


 次の日

「ふわぁ~」

 カーテンを開けると日差しが勢いよく入ってきた。

「う~…、えっと今は…。えっ?まだこんな時間かぁ~」

 今日は日曜日なのにこんなにはやく起きるなんて珍しいなぁ~。

 そういえばこの時間は…、お兄ちゃんが出掛ける時間かな…?

「あっ!」

 ちょうど窓を見るとお兄ちゃんが玄関を出ていた。

「ん?」

 声を掛けようと思い窓を開けようとすると、路地裏に不審な人影が見えた。

 そしてしばらく様子を覗っているとそいつはお兄ちゃんの後をついていってるように見えた。

「これってやばいんじゃあ…」

 私は急いで部屋を出てお兄ちゃんを追いかけて行った。




「…うん、分かった。こっちも大丈夫だから安心して。じゃあまた後でね…」

「どうですか?」

「かいはちゃんと家を出たそうよ」

「良かった…。じゃあれいちゃん準備よろしくね。私応援してるからね!」

「うん!分かった。ありがとうねさきちゃん」




しばらく待っているとかい先輩が来た。

かい先輩がれいに気付くと少し表情が柔らかくなった気がした。

「なんか見てるこっちがドキドキしますね…」

「まぁこれはいくらやっても慣れるものではないからな…」

「そうなんですか…。ってあき!?」

「ん?そうだが、どうかしたのか?」

 あきは黒い帽子にサングラス、さらにはマスクと言った完全な不審者の格好だ…。

 これは変装しているつもりなのだろうけど…、よくここまでその格好で捕まらなかったのか逆に驚いた。

 するとはるが小声で、

「あまりつっこまないほうがいいわよ。前に私たちがつっこんだらかなりへこんだから」

 と言ってきたので、俺はなにも言わずにれい達を見守った。


「れいさん?一体どうしてここに?」

「えっと…それは…」

 やばいなんて言えばいいのか忘れてしまった!どうしよう昨日あんなに練習したのに…。

 するとふとたくや君の言っていたことを思い出した。「頭が真っ白になったらどうにでもなれって感じでやけくそになってもいいから、とにかく気持ちだけはしっかり伝えて」

 …たくや君は私が忘れるってかもって思っていってくれたんだ。

 そうだみんなの期待に応えるためにしっかり気持ちを伝えないと…。

「先輩!私はじめて会った時から惹かれていって、いつまにか先輩のことが好きで…。もしよかったら、私と、付き合って下さい!!」

 言った、私は遂に言ってしまった。

 そして頭を上げかい先輩の顔を見ると…

「こんな僕でよかったら…。こちらこそよろしくするよ」

 と顔を赤くしながら言った。

 瞬間私はその場に泣き崩れた。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

もしよろしけば感想やレビュー等よろしくお願いします。

今回で二章終了です!今回でさきのライバルを出現しようかと思いましたが、話の都合上次にいたします。次回から三章突入です!お楽しみに!!

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