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恋のキューピット部  作者: チョビ
第二章:れいの恋
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初めての依頼

どうも降木です。ちなみにこれは二作目となる恋愛小説です。

この話は作者の青春の夢を沢山詰め込みました。なので多少読みにくい所があるかもしれません。もし「ここ読みにくい〜」や「ここ意味分かんねえ」など思いましたらコメントでお知らせください。出来る限り改善します。

では、「恋のキューピット部」スタートです!

 俺がさきに告白してから数日たった。あれから特に変わったかと言えば全く変わっていない。

 本当はしっかり変わっていないのだが、人間そう簡単に変わることは出来ない。だらかと言って諦めた訳ではない。

 あの時さきは「ずっと待ってる」と言ってくれたんだ。だから少しずつでも頼りになるために努力していかないと…

 でも具体的にどうすれば分からないのでとにかく今は積極的に動くように頑張っている。…果たしてこれで大丈夫だろうか?

 そう考えている内に部屋に着いた。なんだかんだで久しぶりだった。

 何故なら昨日まで委員の仕事があり忙しかったからだ。

 コンコンコン

 …ノックをしても反応がない。ドアを押すと静かに開いた。

 中は真っ暗で誰もいないようだった。

「っ!」

 俺は急いで部屋を出た。

 初めて部屋に来たことを思い出したからだ。もう前みたいにならないように気を付けなければ…。

「すいませ~ん。たくやですけど」

 と言ってもう一度ノックした。

「何してんのよたくや」

 後から突然声を掛けられたので振り返るとなつが立っていた。

「なんだまだ来てなかったのか」

「どうゆうこと?」

「いや前みたいに制服を脱いで寝ているのかと思ってたんだよ」

 事情を話すと、なつの顔がみるみる赤くなっていった。

 …もしかしてまたまずいこと言っちゃったんじゃ。

「変態っ!!」

パシッ!

 またしてもその声は廊下に響き渡った…。

「もう!ほんと信じられない!!」

「まぁ落ち着いてなつ」

「そうだぞなつ、北…はるの言う通りだよ」

「ふふっやっぱりまだ慣れないわね」

「は…はい」

 そう部活に入ったあの日、「先輩って呼ばれるのめんどくさいから下の名前で呼んでね」と言われたので、俺は先輩の事を下の名前で呼ぶことになったのだが…どうにも慣れない。

「私は十分に落ち着いているわよ!」

 おっと今はそれよりなつをどうにかしないと…。

トントントン

 突然ノックの音がした。

「どうぞ」

 とあきが慣れた手つきでドアを開けた。

「どうもこんにちは」

 と聞き覚えのある声が聞こえた。

「あっさきちゃんじゃない!」

 そうそこにはさきかせ立っていた。

「どうしたさき?何か用か?」

「うん、ちょっと依頼をね」

 えっ!依頼?

 するとはるが察したくれたようで、

「えっ!さきちゃん好きな人できたの?」

 と聞いた。すると、

「はい!できました」

 …嘘だ。てことは遠回しにフラれた?

「えっ?誰なの?」

 となつがくいついた。

「えっと人は言えないでけど…。とっても頼りになる人になってくれる人です」

 と言ってちらっと俺を見た。そしてだんだん顔を赤くなっていった。

 頼りになる人になってくれる?…ていうことは俺!?よかった…別にフラれた訳じゃないんだ…。

 …となればさきは何の依頼を…?

「えっと何か勘違いしているかもしれないですけど…。依頼内容は私の友達の恋ですよ?」


 それからさきの友達、れいの恋の状況を聞いた。

 どうやられいの恋の相手は同じ部活の先輩かいと言う人に恋をしているらしい。…一目惚れだったらしい。

「それよりなんでさきちゃんが?」

 確かにわざわざさきが来なくてもよかったはず…。

「え~と、部活があってどうしてもこれないので代わりに来ました」

「なるほどな。ではれいに明日の昼休みに来てもらえないか?」

「多分大丈夫だと思うけど…」

「じゃあ来てくるように言ってくれ」

「分かった、じゃあ今日はこれで…」

 キーンコーンカーン

「あっちょうど部活が終わる時間だね…」

 さて俺も帰るか…。そう立ち上がった時、

「ちょっと私たち用事があるからたくや君は先に帰ってていいよ」

 えっ?用事なんだろう?

「えっなんだ用事って?」

 どうやらなつも知らないらしい…。

「まぁこれから話すわよ。じゃあたくや君は先帰ってね…。さきと…」

「えっ?」

 …まさか。

「…わかった。じゃあたくや君一緒に帰ろう」

「うっ…うん!」

 はるはわざわざ俺のために…

 ぐっちょぶ、はる。

 と心の中で呟いた。


 次の日の昼休み

「よしっじゃあ行くか」

 俺は相談を聞くため、部室に行こうとすると、

「ちょっとたくやいいか」

「ん?なんだ?」

「実は今日図書委員の仕事があるんだけどさ」

「うん」

 …なんだか嫌な予感しかない。

「ちょっと用事があるからさぁ…」

 やっぱり…。

「無理だよ。俺も用事あるんだけど…」

「そんなこと言わずにさ頼むよ」

「いや無理だよ」

「おーいけんー。まーだかー?」

「おー、今いくー。そんなことでよろしくな」

「えっ!あっ!ちょっと!」

 どうしよう…。本当は部活に行かなくてはいけないのだが…。けんにはいろいろと恩があるのでこういうとこで返しておかなければ…。

「私が姉ちゃんに言っといてあげようか」

「あぁ…頼む。ってえっ?さき?今の話聞いてたのか?」

「うん。たくや君は優しいからね…。図書室の方に行くんでしょ」

「悪い…」

「そんなたくや君は全然悪くないよ!私からしっかり姉ちゃんに説明しとくから」

「頼む」

「うん!頑張ってね」

「ああ」

 ということで俺はけんの頼みを聞いてあげることにした。


「失礼しまーす。けんの代わりで来ました」

 そう言って図書室に入ったが、図書室には誰もいなかった。

「誰もいねぇじゃん」

「失礼ですね。ここにいますよ」

「えっ?」

 見るとカウンターの方に一人座っていた。

「あっ!」

 俺は思わず声を上げた。

「あっ!あなたは!」

 向こうも気づいたらしく声を上げた。

「あのもしかして、この前の公園の…」

 そう…俺にボールをぶつけてきたあの少女だった。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

もしよろしけば感想やレビュー等よろしくお願いします。

次回はたくやが初めて部活動!お楽しみに!!

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