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しるし2(詩集)

バラバラ

作者: さゆみ


何気なく食べたヨーグルトはチーズみたいに濃厚で夜に食べるべきだと思った

朝食なんてもう長いこと摂っていないのに


休日の朝は揺れる洗濯機

付けっ放しのテレビから悲しいニュース

通り過ぎる車のタイヤが滑る

カラスとスズメが鳴いてる


重たい夜を乗り越えることさえ自覚したくなくて記憶を消し去る呪いにのめり込んだ

気付いたらまだ生きているばか

浮腫んだ朝


胸の鼓動押し寄せてきて笑いかける

もういいよ

静かにしてよ

もしくはそのまま突き破っちゃえば

バラバラにしてよ

バラバラにしてよ


止まった洗濯機

だけど眠くなっちゃった

あー きみにあいたいよー





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― 新着の感想 ―
[一言] 朝は何かと慌ただしいですよね。  日曜日でも見たい番組を観るためにあたふたしたり。  ほんとの意味でゆっくりと朝を迎えたいけど、当分はムリっぽいですね(個人の意見)。
[一言] 拝見いたしました。 心がバラバラになる思い。 苦痛であったり悲しみであったり。 そういうともすれば暗くなりがちなテーマを、わかりやすい言葉で軽妙に表現されていると思います。 そこにはどこか…
2014/10/05 03:18 退会済み
管理
[一言] さゆみ様こんばんは。バラバラ読ませて頂きました。一連目のサバサバした感じから急に生活感溢れるようになるのは変です。全体的にまとまりが無いので読む方もその急スピードについて行かなければならず疲…
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