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ファウスト -Terminus Flores-  作者: Blackliszt
第2章Cerester
53/71

53


──エリアA──


 トード、つまり蛙。


 この一面ライ麦畑のエリアAでは、まばらに生息するトード達が畑の中を飛び跳ねる景観が風物詩となっている。


「二人とも、家族の方には伝えてきたから」

「ありがとうリアム!」

「ありがとうリアム……」

 

 家に寄り道をして、エリアAの広場に戻ってきた僕に、許しを貰った時の状況を聞き、エリシアは嬉しそうに、ミリアはどん底に沈む。


「ミリアは後衛で無理をせずに魔法でのサポート、アシストに回ること。これが守れないと参加させられません」

「えぇーッ! 嫌!」

「これはマリアさんからの通達です。もしそれが守れないようだったら、楽器室の扉に鍵をかけてしまうそうです」

「えぇ!? そんなの理不尽!」


 あれだけの人員がミリアを探すために動いていたのを目の当たりにすると、決して重すぎるとは思わないし、むしろ軽いくらい。


「そろそろ昼メシだな」

「お腹すいたー!」

「私もー……」

「お弁当」

「アルフレッド様の分のお弁当は作ってきてませんから、このトードの足でも焼いて食べてください」

「んな! そんな馬鹿な!!」


 先に呼び出した二人とは別に、次々とライ麦の茂みの中からメンバーたちが姿を現す。

 既に一人、弁当がないという危機に陥っているが、これからは昼食の時間、そして午後からついにエリアボス戦だ。

 亜空間から一つの魔法箱を取り出し、弁当箱の中身を火魔法の派生形、熱魔法の加熱ヒートで温めてティナに手渡す。


「お疲れ様ティナ。ヒート。はい、ティナのお弁当」

「ありがとうございます。リアム様」


 ティナは人前では表情を滅多に崩さないが、彼女はそれを受け取り礼を言うと、嬉しそうにジーッとその弁当箱を見つめていた。

 なぜ人前で表情を崩さない彼女が嬉しいってわかるかって、それはティナの目が少し大きく開き、耳を横にピョコピョコさせていたからだ。

 初めは人前にいる時の彼女の喜怒哀楽を読むのに苦労した。

 これはこの半年お互いに一緒に過ごす時間を通して地道に続けてきたコミュニケーションによる賜物だ。

 判断材料は尻尾と耳、そして目。

 彼女は僕と二人でいる時のみ素直な表情を見せてくれる。

 その時の彼女の感情の反応をトレースし、寡黙な時の反応らをまとめると──。


  目   耳  尻尾

喜|見開く|動く|垂れて少し揺れる

怒|据わる|立つ|ピンと毛が逆立つ(驚いた時なども)

哀|下がる|畳む|垂れて無意識には動かさない

楽|普通 |動く|垂れて少し揺れる


 統計すればこんな感じといったところだろう。

 例えば尻尾の”少し揺れる”というのは本当に少しで、哀の時に風で揺られていたら見分けがつかないほどだ。

 僕と二人で感情を表に出しているときは、特に喜や楽の時はブンブンと振り回すほどわかりやすく変化する。

 時と場合によっては齟齬が生まれることもあるが、ティナとは当意即妙に受け応えできるくらい信頼を重ねてきたつもりだ。


「ずるい! 私のお弁当は!?」

「私の分も!」

「僕の分も!」


 目敏く自分の弁当を要求するミリアを皮切りに、エリシア、アルフレッドが続いて弁当をせがむ。


「エリシアの分はリンシアさんがお昼に用意していたご飯を包んでいてくれたものを預かってる。はいどうぞ」

「お母様……」

「そしてミリアには、昨晩のお詫びに僕の分をあげるよ」

「リアム……」


 それぞれ弁当箱を受け取った二人は感無量、大事そうに受け取る。


「で、アルフレッドの分は」

「ああ!」

「ないからトードの足を今から調理しよう」

「そんな馬鹿な!」


 魔法でも、ポンと一瞬で、彼の分までの弁当は用意できかねる。

 その代わり、ウォルターたちが取ってきてくれたトードの足を使って、昼食を作ることにしよう。

 アルフレッドは、蛙の肉を食うなど経験したことはないだろう。


「調味料も調理具も一通りある。僕も付き合うから勘弁してね」

「……お前がそこまで言うなら」

「そう悲観することはないって。僕はギルド長に連れられてよく酒場でトードの肉をご馳走になってるけど、これが案外いけるんだ」

「本当か?」

「まあ手伝ってよ。あんまり時間がない」

「わかった。僕は何をすればいい」

「そうだね。足から皮を剥いだ後、このクリーンシートで除菌と血を掃除して、骨を抜いたら半分だけこのミンチシートの上に置いてミンチにしてくれる?」


 これだったら料理オンチのアルフレッドでもできると、亜空間から2つのシートを出してアルフレッドに肉の下準備を任せる。


 鍋にウォーター、塩を適量。

 ヒートで50度くらいまで水を加熱。

 カット、冷凍しておいた野菜を入れて、あとは加熱シートの上で加熱。

 油を注いだフライパンも熱しておく。

 マヨネーズ、バターをパン表面に塗ったら家から持ってきたカイワレをサッと洗う。

 片栗粉に卵に生姜のすりおろしを混ぜてつなぎを作る。


「できたぞリアム。血は元からほとんど抜けていたしミンチもこっちのシートの上に肉を乗せて魔力を流すだけだったから、楽に終わった」


 アルフレッドの肉の処理が終わった。


「それじゃあ、ボウルの中につなぎを入れるから、ミンチ肉としっかり混ぜて作ったタネをこのくらいの団子状にしていってくれる?」

「朝飯前だな」


 ミンチが入ったボウルにつなぎを入れ、アルフレッドにもう一度託し次の工程へ移る。


 残った足の肉を骨から引き剥がして一部はスープと一緒に煮、もう一方は一口大にしてそこに生姜醤油と酒を加える。

 氷水を用意し、スープに入れた肉に火が通るまで灰汁取りをしてアルフレッドの団子が出来上がるのを待つ。


「団子できたぞ。 こんなんでいいのか?」

「うん。良くできてる。じゃあスープの中の肉を僕が取り上げるから、その団子を代わりに入れてくれる?」

「了解だ」


 鍋から取り上げた肉を氷水につけて、表面の温度を一気に下げる。

 冷やした肉を裂いたように切って、塩胡椒を少々、カイワレと一緒にパンに挟んだらサンドイッチの出来上がり。

 これで一品完成。

 サラダチキンならぬサラダトードもどきとカイワレを挟んだだけで実にシンプルだが、これで主食は完成だ。

 副菜として、漬けていた一口大の肉の水分を紙で軽く拭き取ってから温めておいた油の中へ入れて素揚げ、 後はこれにも塩胡椒してレモンを添えたら、2品目のトードの素揚げが完成。

 アルフレッドの団子を入れたスープの味を、塩で調整すれば、最後の品、カット野菜入りトードのつみれスープが完成。


 ここまでの所要時間はざっと20分。

 肉の解体と火入れに少し時間がかかったが、充分すぎる早さで調理は終わった。


「晩御飯ぶりの食事だ……」


 アルフレッドは完成した料理をみて歓喜し、生唾を飲む。

 そうか……彼は朝ここに来るまでお腹を壊してたから、朝食もロクに食べていなかったのか。


「それじゃあ食べよっか」


 朝食前にピッグが家を訪問し、その後は急いでヴィンセントの許に向かったため僕も今日は朝食を食べ損ねていた。

 紆余曲折あったが、ようやく食事にありつくことができる。


「いい匂い……」


 塩と醤油とレモンの風味薫る素揚げに誘われて、弁当を食べ終わったティナが、僕の許へと近づいてきた。

 彼女は横に立つと、素揚げをじっと見て動かなくなる。


「うまい! 口の中に広がった油と肉が最高な具合に混ざり合っていく! それにこっちのスープも一緒に飲むとしっかり味があるのに邪魔をせず、寧ろ揚げ肉の旨味を全て流すことなく調和する! 素揚げを食べてもサンドイッチを食べても何度でも味を楽しむことができる!」


 向かい側に座るアルフレッドから聞こえてくる絶賛の食リポ。

 その食リポを聞き、益々ティナの素揚げをみる視線が頑としたものになる。


「僕もお腹が空いてるから、一口だけ……味見する?」


 素揚げを凝視しながら、ティナは一生懸命い首を縦にふる。


「あーん」

「はむっ……んーっ!」


 素揚げを食べると、目を輝かせなからかなりオーバーなリアクションをとる。

 僕のティナ表情統計学とは一体、何ぞや。


「「「あーん」」」


 なんだなんだ何事か。

 机の端で、ミリア、エリシア、そしてラナが口を開けてポジションにつく。


「あーんってみんなはもう弁当を──」

「「「あーん!」」」


 その、あーんは、とても強引だった。

 なにせ彼女らの目はとてもにこやかに笑っていたのだが、同時に僕には「ティナにだけあげて自分たちになしはないよね?」と言っているようにしか聞こえなかったから。

 仕方なく餌を待ち構える雛のごとく口を開ける3人の口に、素揚げを放り込む。


「表面がサクッとしていて中はジュワッと!」

「おいしー!」

「あっついあっついホフホフ!」


 放り込むと言っても、ミリアとエリシアの口にはゆっくりとそれを運んであげたのに対し、ちょっとだけ空きっ腹にお預けをくらって皿の肉が減っていくのにイライラしていた僕は文字通り、最後のラナの口にはできたての素揚げを放り込んでいた。

 一人だけリアクションの種類が違うのはご愛嬌だ。

 言い訳がましくない。

 あとが怖くて、ミリアとエリシアには絶対できなかった、かもしれないがおかげで僕の心の平穏は保たれたよ。

 ありがとう、ラナ。


 こうなったら残りのメンバーにもお裾分けしないわけにもいかない。


「はいはい。ウォルターとレイアにフラジール……イチカさんも、よろしければどうぞ」

「いやー!酒場の素揚げと違った香りが良いというか誘われたというか……」


 ウォルターと談笑していたイチカも、いつの間にか列を作っていた。

 彼女は自前のフォーク片手に、空いた手で面目無いと頭を掻きながら素揚げを受け取った。


「じゃあ3人は自分でお皿から一つずつ素揚げを取って食べてください。僕も早く昼食を済ませないと、満腹後の運動はきついですから」

「「えーっ!」」


「えーっ!」と、言われましても。

 だがそれを一々拾いはしない。

 お預けをくらった空腹状態でこれ以上一人ずつ食べさせていくのは辛い。

 それにさ、泣きたいのは僕だよ。

 素揚げは忽然と皿の上から姿を消した。

 サンドイッチとスープを食べるが、これだけだと、かなり淡白だ。

 できれば素揚げも一緒に食べたかった。


──午後──


「ボス戦は別格、始まればどんなパーティーの中継でも中断され、エリアレベルの高いボス戦優先でコンテスト会場に映像が流れることになります。だからギルドがボス戦への挑戦を調整し管理しているわけです。また、この魔力ドームは転移門になっていて、入ったらボスのいるところから討伐完了するか、死んで、リヴァイヴの門に送られるかしか脱出方法がありません。何か質問は?」

「はいはーい! 討伐完了ってどうやって判断するわけ?」

「討伐を完了すると、光が立ち上りそれが魔法文字を形成、その後、リヴァイヴの門へと繋がる転移陣が現れます。でも、敗北時と違って装備の消失とかはないから安心してくださいね。それじゃあ他に質問は……ないみたいね!」


 皆が昼食を取り終わると食休めも兼ねてのプチ勉強会。

 追加の質問もないことを確認したイチカは、満足気に最終確認の書類の準備を始める。

 エリアボス部屋エリアへの転送陣がある場所は、雑魚わきもないし、近づきもしない、いわゆるセーフエリアと同等の扱いとなっている。

 円状にライ麦がないこの広場がまさにそれで、範囲をわかりやすくするためにギルド職員が元々あったライ麦を刈った跡に、定期的に魔法をかけることで復元されないようにしているらしい。


「ではこれに最終チェックのサインをしてください!」

「はい」


 ミリアの参加があって、合意書を更新する。


「ほらリアム!意気込み意気込み!」

「それじゃあ。いよいよレイアとミリアはロガリエへ、そしてウォルター以外の全員は初のボス挑戦となるわけだけれども」

「なんか一人だけわりぃな」

「あーっとごめんごめん。えーとじゃあ、トードなんてサクッと倒して素揚げにしちゃおーう!」


 食べ損ねた素揚げの無念が尾を引いたか、僅か0コンマ何秒の世界で自分が発した言葉について猛烈に後悔する。

 僕一人だけ時間が止まった気がした……煩悩って怖い。


「「「素揚げーッ!」」」


 ……皆が空に向かって、一斉に吠えた。


「よし! 無事終わったら素揚げパーティーだ!」

「サンドイッチも食べたい!」

「ティナちゃんも、また一緒に食べようね」

「うん。ありがとう、レイア……」

「どうせならカラアゲやタツタも食べたいな!」

「何それアルフレッド! 私の知らない料理!? あんたたちばっかりずるい!」

「ミリア様!? お、落ち着いてください!」

「本当、あなたたちって仲いいわね」

「「良くない!!」」


 皆が次々に思い思いの要望を募らせていく。

 昼食も食べたばっかりだというのに……僕は助かったけれども、みんな、本当にそれで良いのか。


「ねーティナちゃん。ロガリエって素揚げって意味なんだよ? 知ってた?」

「そうなんですか!」

「はーいそこ、語学勉強中の純粋な子に嘘を教えるんじゃないの!」


 ティナの耳元で隙をついてしれっと嘘を吹き込むラナのおでこを、軽くデコピンする。


「アテッ! へへへー、なんかこの感じ、久しぶりだ」


 額を弾かれてラナは少し嬉しそうだった。


「リアム! トード一匹丸ごと解体して魔法箱に詰めてカリナに送ってやろうよ! そしたらカリナビックリして」

「そんなことしたら次会った時に姉さんに殺されるよ。ラナはそれでいいの?」

「おっとそれは勘弁だね!」


 それは御免蒙ると舌をチョロっと出して逃げていく。

 もう1年経ったのか……。


「それじゃあみんな。いってらっしゃい!」

「「「いってきま〜す!」」」


 初のエリアボス戦はイチカに見送られ幕をあける。


「こちらイチカ! 準備できました!」


 リアムたち一行がドームの中へと消えると、イチカが綺麗な楕円に成形された魔道具に話しかける。


「あーあー、私もそのパーティーに参加したかったなぁ」


 そして、一人残された寂しさからか、ふとそんなことを ──。


──コンテスト、楽屋裏──


「こちらイチカ! 準備できました!」

「はーい。ナノカー、それじゃあよろしく〜」

「わかったイツカ。は〜……新人のAボスデビュー進行実況、盛り上がらないんだろうなぁ……ねぇ〜リッカぁ〜、明日のスコルとマーナ戦と交換してよ」

「あんたも今日がデビューの新人でしょ! とにかくこのチームの担当はあんたになったんだからしっかりやりなさい!」

「あーあー、私もそのパーティー参加したかったなぁ」

「何か言ったイチカ?」

「んーん、なんでもないイツカ。私のことよりも、ナノカいる?」

「今グチグチ不満タラタラ」

「あーなるほど。ちょっと変わってくれない?」


 デビュー。

 それは華々しいお披露目であり人生の一つの門出。


「チームロガリエのロガリエって新人冒険者のデビューのあれでしょ? よりによってデビュー実況がこんなパーティーか……」

「ナノカ? もしもーし」

「イチカ? 聞いてよ〜、リッカがさ、もっと大きな舞台でデビューしたいから代わってって言っても代わってくれないの」


 そりゃあもう愚痴りたい気分でした。

 2対遠話できるギルド支給のこの貴重なレガシーを使って、エリアAにいる姉に愚痴るほどに。


「あなたしっかりしてないと足元すくわれるわよ」


 魔道具の向こう側から飛んでくるお説教。

 ああもう嫌だ嫌だ。


「これは内緒なんだけど、今回のパーティーリーダーの子、あの剣狼と炎獄の息子よ」

「うそ! あの黒灰靇スコル白雷雹マーナの!?」

「剣狼? 炎獄?」

「どうして黒灰靇スコル白雷雹マーナ?」


 遠話の向こう側にいるイチカが剣狼と炎獄という聞きなれない単語を使った。

 七女の私と六女のリッカはちんぷんかんぷんだが、五女のイツカはそれが何かを知っているらしい。


「私も話でしか知らないけど、確かまだ幼いイチカが当時追っかけしてたっていうパーティーのものすごく強い冒険者で、エリアGの2大Sランクモンスターの灰靇と雷雹を倒して、初めて黒灰靇スコル白雷雹マーナの頂に挑戦したっていう……ま、15年以上も昔の話だけどね。今は然程珍しい話でもないし」

「イツカ!あの人たちを軽んじたね。今日は私の部屋でお泊まり会だから」

「アリアイズゴッド、並ぶものナーシー」

「お泊まり会だから」

「ノォおおおー!!! マイファッキンゴッツッ!!!」

「コホン。話を元に戻すけれど、更にこのパーティーメンバーにはなんと領主様のお嬢さんまでいる。義務があるからこれ以上は言えないけど、あなたは司会進行だから特別に規則破ってまで教えたのよ!だからその辺気をつけてやりなさいよナノカ!!」


 ……公爵令嬢がいる?


「まさかそんなパーティー……ナノカ! 今回は私に任せてあんたは引いてなさい!」

「べーッ! 嫌だもんねー! それじゃあ行ってきまーす!」


 こんな幸運なことがあるだろうか。

 話の初めに出てきた冒険者がどんなに凄く、その子供だろうが知ったことではないが、メンバーに領主様の子供がいるともなれば話は別だ。

 気分は打って変わり、軽い足取りで舞台へとスキップしながら、リッカの申し出を足蹴にお断りする。


「こ、この……姉の優しさを愚妹が!」

「まあまあ、今回はあの子の掴んだチャンス。黙って見守っててやろうよリッカ」

「あぁ、どうしよ。なんか私まで緊張してきた」

「同じく」


 成功するかどうかは神のみぞ知る未来のお話。

 舞台裏に待機するこの姉二人は、末っ子で自由奔放な我が妹が、この大舞台でドジを踏まないかどうかを心配せずにはいられなかった。

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