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1-13【姉妹】異界の晩餐。

◇異界の晩餐。


この世界には魔法を収める石、『魔石』という物があるようだ。アリスティアちゃんが言うには大きさに合わせて難しい魔法を閉じ込めることができるらしく、小さな豆粒みたいな魔石でも光の魔法を閉じ込めておけば少量の魔力を使って光の魔法が使えない人でも電灯のように光らせることができるみたい。


私は机の上に置かれたカンテラのような照明器具をジッと見ている。件の魔石が使われていてLEDみたいなきつめの光だ。


 あの中心の魔石って…ダイヤじゃない?小さい欠片みたな石だけどピンクで中が七色に光ってる…。


先程遺跡内で『物質置換』を試した時に手に入れたダイヤは、特に指定していなかったのにピンクダイヤだった。


 …この世界でダイヤと呼ばれている物はピンクで魔石なんじゃないだろうか?


解放軍本拠と銘打たれた大型テントの中で、長方形をした大きな長机の議長席に座って一息つきながら私は考えた。アリスちゃんは『夕餉(ゆうげ)を取りに行ってまいります』と言って出て行ったのでここにはいない。一人で行こうとしたのでアザレアに付いて行ってもらった。


「きゃーっ、キャッ、キャァッ、ナコねーちゃぁッ、もっとたかくぅーッ」


ユピーちゃんは凪恋に高い高いしてもらって遊んでいる、本人飛べるけどそれはそれで楽しいみたい。


ふと見ると木製の板張り床に誰かが蹴り込んだ小石が落ちていたので、私はそれを拾い上げて『物質置換』を発動させてみた。対象は勿論ダイヤ。


 やっぱりピンクダイヤだ。


それをカンテラの中で輝いている魔石比べるとやはり同じ物のようだ。


 そうだよね、やっぱり同じだ…後でアリスちゃんに使い方聞いてみよう。


魔石について自分なりに納得した後。今度はその明かりを(かざ)して、解放軍本部の大机の上に広げられた地図を見る。


 この地形…夢で見たのと同じだ…。という事はこの大陸は大体北アメリカ大陸の4分の3位の大きさかなぁ?、ユーラシア大陸ほど大きくはなったと思うけど…左にもう少しだけ大陸があったはず。


この地図はアクィアクス帝国の国境線と周辺国の一部までしか載っていないけれど私が空から記憶だと、左側はもう少しで海になっていたと思う。いずれにせよ広大だ。


その国土の拠点か街と思われるポイントに白くて四角い印があり、その7割の場所に赤い砂で形造られ矢印が蛇のように侵略していくルートが表されていた。矢印の太さに違いがあるのは軍勢の規模が視覚化されているからみたい。


 この砂やけに綺麗な形なんだけどコレ型とって作ったのかな?。で…多分これは現在の最新ってことではないよね?、これ以上酷くなっているだろうし…コレは厳しいなぁ。


この地図上では領地の半分以上占拠され、半島や、島みたいなところにドンドン追い詰められているのが素人目にもわかった。


 この真ん中あたりにある少し大きくてピンクの四角って首都じゃないかな?、ここの上にも矢印経過しちゃってるんだけど…。そしてもう一点地図上方に青い三角があって…多分なんだけどこれが解放軍なのかなぁ…。


あの神様が自分にやらせようとしている事の大きさに眩暈がしてきた。


 それにしても…妙に正確な感じの地図だね。


中世風の海に龍が渦巻いてたりするロマン溢れる大雑把な物ではなく、衛星写真を模写したみたいなリアルさがあるのに、それを書かれた厚紙はあまり質が良くないものを使っていてアンバランスな感じがする。


「失礼します陛下、夕食をお持ちしました」


そんな事を考えていたらアリスティアちゃんがアザレアと一緒に天幕をくぐってきた。手には温かそうな湯気を立てた素朴な木製のお椀を2つ乗せたトレイを持っている。


「おかえりなさいアリスティアちゃん」


 そういえば今日はお昼を食べる時間がなかったっけ。


衝撃展開の連続で忘れられていたお腹の虫さんが動きだすのを感じて、私は無意識にお腹を押さえていた。


「ありがとうアリスティアちゃん、お腹空いてたんだぁ」


そう言った凪恋の側にユピーちゃんがいない、姿を消してしまったみたいなんだけどご飯はどうするんだろうか?、神様って食べなくてもいいのだろうか?


凪恋は柔らかく微笑んでアリスティアちゃんを迎えると、彼女は申し訳なさそうに眉尻を下げて。


「粗末な物しかご用意できず申し訳ありません、本日陛下がいらっしゃると分かっていればもう少し良いものをお出しできたのですが…、此れが現状お出しできる最良のお食事になります」


 そんなに残念なご飯なの?、まぁ難民キャンプで出る食事に期待はできないか…。


これから最低一ヵ月は生活していく上で粗末と言われる食事がどの程度なのか、食の質は気になる。場合によっては明日は食料探しに神に授けられた能力をフル活用することになりそうだ。


 明日を占う為にもこの異世界最初の食事はとても大事だよね。


ただ何が出てきても、ここの人たちが食べている物がどんな物なのか知れるいい機会ではあると思う、飢え死にしない為に虫やら蛇レベルが出て来たとしても一度は覚悟を決めて食べてみよう…。


 でも虫はなぁ…虫はいけるかなぁ…。


先程遺跡でアザレアに踏まれた虫たちが頭に浮かびかけてしまい、私はその光景を目の前のことに集中することでなんとか霧散させる。


「ど、どうぞ…陛下、ナコ様も召し上がってくださいませ」


「うん、ありがとうねアリスティアちゃん」


アリスティアちゃんの少し緊張した声色に引っ張られるように私は居住(いずま)いを正した。私の右サイドに少女はナプキンを敷き、その後丁寧な所作で配膳されたお椀を姿勢を正したまま視線だけで恐る恐る覗き込むと、そこには里芋の様な色合いの拳大のお芋が2つと赤黒…いや、ほぼ黒色のソーセージが半分だけ横たわっていた。


 ポトフって感じかな?、しかしこの凄い色のはなんのソーセージだろ…、ちょっと勇気いるねこれは。


「アリスティアちゃん、コレはなんのソーセージなの?」


聞こうかどう悩んでいたことを凪恋が好奇心を隠せないといった感じで聞いてくれた。


 ナイス凪恋っ…。


「そちらは今朝方狩られたソルィタの血入り腸詰めです、ナコ様」


 血入りの腸詰め?、確かにこの色合いは血の固まった時の色だ、でも凄い単語が出てきた割りにあんまり情報は増えてないなぁ…。


「あーコレは血の色なんだね、それでソルィタっていうのはどんな生き物なの?」


「ソルィタは陛下がいらした世界には存在しないのですね…、ソルィタは草食でおでこに螺旋角を持った中型の四足獣です、大人しい獣ですが家畜として飼う事は難しいので森で狩りをして捕まえます」


「説明聞いた感じだと鹿みたいだね、多分」


「わぁ、それじゃあジビエ体験できるね!姉さんっ、私一度食べてみたかったんだぁ」


「ふふっ、凪恋は前向きだね、でもそうだよね…地球にいたら血入り腸詰めなんてジビエ感のある食べ物、一生食べることなかったかも」


そう考えると食欲が湧いてくるから不思議だ。


「どうぞ、こちらをお使いください」


アリスティアちゃんが、腰のポーチから取り出した緋色の布包みを広げると、その中に並べられた銀製の一眼見て高価と判るカトラリーから、ナイフと農具の(すき)みたいに刺す部分のやたら長いフォークとスプーンを、私達の器の横にあらかじめ敷いていたナプキンの上に並べてくれた。


「それじゃあ冷めない内に頂きましょうか」


「うんっ、いただきますっ」


 とは言えまずは無難なお芋から食べてみよう…。


薄いスープに沈んだお芋にフォークを刺してナイフで一口大に切り分けると…湯気の立つお芋を口へ……。


 ん…?、あれ?。


食べようと口の中に入れる手前で私はぴたりと手を止めた。


 これって…もしかして『ヨモツヘグイ』的な行為なのでは?


異世界のお芋を前にして冥界の柘榴(ざくろ)を食べて地上に帰れなくなったペルセポネーのお話が頭に(よぎ)ってしまった。


 演劇部の助っ人で私ハーデスやったんだよね…。


事前に図書館で借りてギリシア神話を読んでいったのに、貰った台本には黒王子様のハーデスに激愛されるツンデレペルセポネーという乙女小説展開で、色々と覚悟を決めて役に挑んだなんていう余計なことまで思い出していると。


「ん″ん″ぅうぅー、このソーセージなんかスッゴイ味だよ″ぉ…姉さぁんっ」


 あっ…、凪恋が食べてしまった…、しかも赤黒いのから攻めたんだ…。仕方ない…妹だけこの世界に残されるなんて展開にはしたくないし食べましょうか。


意を決して少し冷めたお芋口にすると奥歯で噛んだ。


ジャリリッ…


「んんンッ?」


味は里芋に近いような気もするけれど、そんな事はぶっ飛んでしまう程噛み応えが悪い。砂を口にした様な不快な感触が噛むたびに起こり、早々に飲み込んでしまおうとするとザラ付いた感触を喉が拒絶する、私はえずきそうになるのを必死に抑え込んでなんとか嚥下(えんか)する事ができた。


「凪恋、お芋もなかなか壮絶な食感だったよ」


「え?、お芋も?…なの?」


私同様お芋は無難なモノだと思っていたようで、流石の凪恋も顔を引き()らせている。さてどうしたものかと考えていると横合いから消え入りそうな声が聞こえてきた。


「申し訳ありません…、陛下」


 あ…、しまった…。あまりの不味さに忘れていたけど、出された料理を(けな)すとか失礼以前の問題だ。


「ち、違うの、その…私達の世界のモノと随分食感が違っていたから、ちょっと驚いてしまっただけでねっ、ねっ、凪恋」


「うん、そっ…そうなのっ、初めての味だったからビックリしちゃってっ」


「いえ、此方の世界の基準でも美味しくは…、ないのです…」


「え?そうなの?」


「陛下が召し上がった根菜はモイラと言って、少量の魔力で短期間に大量に生産する事ができる有事の際の非常食なので、味のことはまったく考えられていないのです。わたくしもこの地に来て初めて口にしましたが…飲み込むのに慣れるまで随分と苦労しました」


「そうだね、飲み込むのは一苦労だった」


未だに喉に砂を飲み込んだようなザラ付いた感触が残ってる。


 こんな物しか食べる物が無い位に追い詰められているんだなぁ…。


「ナコ様が召し上がった腸詰めもです。ソルィタなどの狩りで獲れたお肉は仕留めた者に優先権があります、なので美味しい部位は全て狩猟者の雇い主…パウルスク家が持っていってしまい、その腸詰めは骨に付いた残りの部分や、固い筋などを刻んで内臓と血を入れてかさ増ししたモノなのです」


「内臓だったんだね、苦くてピリピリしたよぉ」


 内臓か…大人でも人を選びそうだ、今年から中学生の凪恋なら戻さなかっただけで頑張ったね。


「もう少し塩味を効かせればマシになるのですが…、この地に避難して9節、塩の備蓄もあまり有りません…」


 そういえば素材の味って感じだったね…、ていうか塩も無いのはかなり不味いんじゃないかな?


「陛下にこの様な不快な思いをさせてしまったことを重ねてお詫び申し上げます」


「大丈夫、みんなコレを我慢して食べてるんでしょう?」


腸詰めを切り分けて口の中に放り込むと、胆汁とレバーを混ぜ合わせた様な味が血の匂いを乗せて鼻と舌の神経をピリつかせ、私の眉は形容しがたい複雑な形になった。


「え、えと…、配給はモイラだけです」


「ッッ…、へ?、じゃあこの腸詰めは?」


「料理人と物々交換などをして手に入れます、ですから殆どの避難民は…、モイラだけで生活しています」


「この腸詰めでさえ貴重なんだね…、アリスティアちゃんも?」


「はっ、はい、モイラを頂いています」


 食べる物があるだけマシなのだろうけれど…育ち盛りの子供のご飯がコレしかないなんて悲しすぎる、魄兵は確か経験を転写できたはずだから、狩の得意な兵士を何体か用意して、醤油や胡椒は無理だろうけど塩辺りは鉱石扱いで『物資置換』できるんじゃないかな…。


 あー、今ナチュラルに皇帝思考になってた…、ティータさんのクスクス笑いが聞こえてきちゃうよ。


しかし自分に与えられた力でなんとかできるなら…、少なくとも一か月の間でここの生活を向上させることはできると確信できる。でもこのパターンで高校時代は周囲の期待に応えているうちに生徒会長になってたんだよね…。


「なら残さないで食べないとっ」


私が人知れず悩んでいると、凪恋がムっと気合いを入れてモイラを削る様に少しずつ食べ始めた。


そんな様子を見て申し訳なさそうに肩を落としてションボリしているアリスティアちゃんを見てしまうと…。


 …うん。やっぱりどうにも心がザワ付いてしまうね…。


ガリウスさんや悪役さんの話から推察するに私達を出迎える為に毎日一人で待っていてくれた、ちょっと見ただけで育ちの良さが判る女の子。私達が帰ったらこの終わりかけた世界で健気に頑張っているこの子がどうなってしまうのか?


 …考えたくもないね。


さっきの貴族連中の目、アリスティアちゃんへの態度、食事に環境、とても見過ごせない。助けられるものなら助けたい、この子を助けてあげたいと心から思う。


 …そうだね、そう…この世界じゃない、アリスティアちゃんなんだ…。


本当は帰った後にする事が最重要なのに、凪恋の為に頑張らないといけないのに、頭の中でさっきからこの子をどうしたら幸せにできるかばかり考えている。


 そしてきっと私にはその力がある…。


人類を救うだなんて現実離れしていて今ひとつピンとこないけれど、アリスティアちゃんを幸せにする為にと考えればなんとかなってしまう気がした。


 (ただ)…、残るにせよ帰るにせよ私一人で決めていい問題じゃないんだよね…。


こちらに残れば凪恋に義務教育さえ受けさせてあげられない、地球に帰れるまで一ヵ月、その後帰ると決めた時には記憶を弄ってくれるとティータさんは言っていた。


 私だけコチラに残るとなると、会社を辞めなくちゃいけなくて…そうすれば社員寮には入れないから、何処か部屋を借りて……、地球に凪恋を残して…月一回帰って…、…それって保護者と言えるんだろうか…ウーン。


(いず)れにせよ凪恋と相談しないといけないんだけど…、その前にもう一度自分の気持ちを…望みを確認したい。


その為にも私はずっと気になっている事を聞く為にアリスティアちゃんに向き直る、大体予想は付いていて多分コレを聞いたら後戻りはできない気はするんだけど。…大事なことだしちゃんと聞いておきたかった。


「アリスティアちゃん、二つ聞きたいことがあるんだけど良いかな?」


「はい、なんでしょうか陛下?」


「アリスティアちゃんは晩御飯食べたの?」


「えとっ、は…、はい、陛下よりお先になってしまいましたが頂きました」


「ふんむ、それはいつ頃かな?、正直に答えてね」


「はぅ…、えと…、正直に…ですねっ…、お、お昼の鐘が…、鳴った頃です…、陛下」


「やっぱり…、食べてないんだね」


「うぅぁ…ジャリジャリィッてするよぉ……っえっ?、アリスティアちゃん食べてなかったのっ?」


モイラの食感と格闘していた凪恋もこちらに向き直る。


 私達と会ってから殆ど一緒にいたんだから当たり前だよね…。


「それでこのご飯はアリスティアちゃんの分と、それプラス何かしら交渉をして二人分にしてるんだよね?」


「どうか…、どうか私の事はお気になさらずに、私は陛下の従僕に過ぎないのですから夕食の有無なぞ些末(さまつ)な事ですから…」


「うーん…些末な事ではないんだよなぁ…」


「ではないよね、姉さん」


「いいえ陛下っ、些末な事なんですっ!」


アリスティアちゃんは開き直った様に胸を張って頬を少し膨らませる。


「本当にっ!、これっぽっちも…大した事ではないんですっ!、わたくしの事で陛下がお気を揉まれることなんてなにもっ!…なにもっ」


 可愛い、こんな時になんだけどやっぱりすごく可愛い、開き直った勢いで一生懸命に訴えているけれども、逆効果で気を揉まざるを得ない…。結構頑固な所もあるんだなぁ。


「わかった、ホントに健気なんだから…、それじゃあもう一つ聞かせて?、ね?」


「………なんでしょうか?」


頬を膨らませたまま顎を引き、上目遣いで今度は何を聞かれるのかと身構える少女に目を細める。こっちの質問の方が本命だ…。


「アリスティアちゃんのご両親は今どうしていらっしゃるの?」


「…っ」


アリスティアちゃんは言葉を詰まらせる。


「……おかぁ…さまは……」


そして眉尻を下げて今にも決壊しそうな瞳を揺らした。そうじゃないか?多分そうだろうと思っていたことが確信に変わる。


 それならこれ以上聞く必要はないよね…。


しかし静止しようとして挙げた手が動かなかった…、そして動かせない視線の先には時が止まったアリスティアちゃん。


 ん?、あれ?、勝手に思考加速してるの?、なんで?


そしてどうしてかと加速した思考で考えはじめる前に私の視界はドンドン暗くなっていく。


え?、ちょっと待って…どうなってるの?、これっ…なんなのっ!?。…ンッ…ねむっ…待って…、寝ちゃ…ダメ……。


遂には意識を保てなくなっていき…私は暗闇に溶け込むように眠りに落ちた。



ご飯会です。一枚キャラ絵描きたいので12日投稿はお休みしますっ。

ツイッター https://twitter.com/kamiorisakana

ピクシブ https://www.pixiv.net/users/73679539

挿絵(By みてみん)

標高基準の地図です。左と左下の二か国は滅びています。北側の国は寒すぎてあまり人が住めません。右側にはユピティエル聖教国、豆粒みたいな青い逆三角が解放軍です。

挿絵(By みてみん)

比較対象日本ちゃんです。

挿絵(By みてみん)

世界地図、地球より海の面積が広いいです。下の大陸は獣人国家。右の大陸は構想も殆どしていないんですが、一応人間がいてモンハン以上に大型魔獣が生息している暗黒大陸で、人類は繁栄できていないので、アクィアクス帝国と聖教国が滅びると人類国家はほぼ終わります。

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