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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

いつか病む雨 ~comment sortir de l'éternité~

ある日、現実の人類は永遠に繰り返す6月の世界に閉じ込められていた。
主人公の暁夜(きょうや)は戸惑いつつも2週目の6月を満喫し、文香(ふみか)という恋人もできる。
その最中、暁夜は妹の雪奈(ゆきな)と共に異世界へ転移させられる。

そこで出会った猫又(ねこまた)に、この異世界――サヤでツユバライという刀を手に入れなければ永遠の6月は終わらないと告げられる。
暁夜たちは現実の生活を送りつつもサヤでツユバライの捜索をすることになる。

しかし捜索は遅々として進まず、3週目の6月を迎える。
だがループした後の世界では、現実とサヤを行き来できる暁夜たちリメンバーズ以外の人類は前の6月の記憶を失っていた。
暁夜は4週目の世界で記憶を共有できない恋人の文香に絶望し、別れを告げる。その後サヤでずっと隠していたリメンバーズの一員、香夢居(かむい)が文香とそっくりの顔だったことに気付き、また彼女が胡蝶の夢のような原理で文香の記憶を継いでいたことを知り、恋に落ちる。
が、結ばれた直後に香夢居は先刻まで戦っていた敵に殺される。

一度は失意に落ちかけた暁夜だが、それでも次に香夢居が蘇生されるだろう6月までに少しでもツユバライの捜索を進めようと奮起する。しかしその最中に、雪奈まで命を落としてしまう。
二人を失ったことで、リメンバーズの士気は落ち込み、次の6月を待つことにする。

だが5週目の世界、そこで蘇生されたのは雪奈だけだった。
猫又いわく、香夢居は一定数以上死んだため解脱し、もう生き返らないのだという。
そのことで死を恐れた暁夜は雪奈と共にサヤに踏み入らず、繰り返される6月を受け入れて現実で生きることにする。
しかしそうしている間にも人々は次々と死んでいく……。

※毎日17時頃に最新話を投稿予定! *全30話予定
第1部 ルートα:序 ・カルマノサイクル
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