今更レビューがどーたらと……しゃらくせぇ
まあ、これ前のアカウントの時にも書いた気がするんだけどな。
ブームが一周してきたので、僕も一周するってことで、ここはひとつ。
それにしても、なろうのブーム一周は短いな。エッセイだと余計だ。小さい周回コースだぜ。
よう、F-117だ。ちょっと最近のエッセイランキング見てたんだが、なんだかきな臭いというか、くだらない流れになってきたな。なろうエッセイのテンプレこと、『感想やレビューの誹謗中傷を扱ったタイトルなら何でも受ける』のお時間か?
まあ、このくだらない流れに乗るやつの格が知れるってもんだが、僕自身もさほどちゃんとした格があるわけでもないからな。
よし、類は友を呼ぶとも言うし、いっちょ呼ばれてやるか。
僭越ながらF-117。この風に便乗する!
まあ、ぶっちゃけ言うと今話題に上っている『批判レビュー』とでも呼べそうなやつ。これさ……
僕のスタンスを先に伝えておくと、やっぱり駄目だと思うんだよ。作品を『おすすめ』するのがなろうレビューだろ?なのに『批判』を書くなと思うね。やっぱり。
ただ、でもそうだな……その理由は別に『作者がかわいそうだから』ではない。もうちょっと言うなら、作者に同情なんかしないし、批判だって何だって読者の自由にやってていいと思っている。
その批判に耐えられず筆を折ろうとする作者がいるなら、折っていいぞ。僕はなにも困らないし、多分同情しているように見える他の連中も悲しんだりはしないから。例えていうなら疎遠になって久しい親族の葬儀に出る気分だから。
むしろ、僕が心配したいのは読者の方だね。期待値を上げるだけ上げられて(上げたつもりが無いならゴメン)、いざ読んでみたら駄作でした。これだけでも時間を無駄にしたと言える。その上、批判を書いたら作者に被害者ヅラされたって?
わっけわかんねーな。ア○かよその作者。
さて本題。
ではなぜ僕が最初に『批判レビューはダメだ』と言ったのか。という話。
これさ。批判は全然ダメじゃないんだよ。感想欄でもメッセージでも外部SNSでも使って、好きなだけやったら良いさ。
でも、レビューでやったらダメなんだよ。いや、アマゾンとかで悪い評価をレビューするのはいい。でもなろうでやったらダメなんだよ。
アマゾンの場合だと、レビューって『商品ページの一番下』に表示されるじゃん?つまり、『その商品を買おうとしている人』が見るわけさ。
そのタイミングは批判が役に立つ絶好のチャンス。例えていうなら本屋でクソつまんねー小説を買おうと手に取り、まさにレジに向かおうとしている客に
「ちょっとアンタ。その本、つまらないわよ」
って教えてあげるくらい有能。後はそれでも買うか買わないかは本人の判断次第になっちゃうけど、ハズレを引かないように忠告をしてあげることの意味はある。
ではなろうの場合は?……レビューって『新着レビュー』に表示されるじゃん?あそこを見る人はつまり『どの小説を読もうか迷っている人』が見るわけさ。つまり『その小説を読もうと思っているわけではない人』が見るわけさ。
そのタイミングは批判がうざったい絶妙にバッド。例えていうなら本屋の自動ドアをくぐっただけの、まさにこれから何を買おうか探そうとしていた人に
「ちょっとアンタ。この本、知ってる?……あ、知らないのね。興味もないのね。それでも聞いていきなさい。これとってもつまんないから」
って声をかけて回るくらい無能。後はもう本人にしたら読む気も無ければタイトルも初めて聞いたようなどうでもいい本の紹介をされるくらいの苦痛なんだよ。
まあ、まとめに入るけどさ。
つまり、「批判をレビューに書く」って行為は、書かれた作者じゃなくて、レビューを読んだ読者に迷惑だって言ってるわけさ。作者がそれで傷つこうが僕が知ったことではないね。でも読者の妨害だけはしてほしくない。そんなところかな。
じゃ、僕は寝るよ。おやすみ。
ちなみに、感想欄に僕への批判でも書き込もうとしている諸君。歓迎しよう。来てくれてありがとう。
だからこそ、せっかく僕に批判をくれようとしていた君たちに恥を書かせたくはない。かつて魔王は自らに挑む勇者を回復してやったらしい。僕もそれに倣おう。
次の2つの項目をよく読んでから批判しなさい。これは諸君のためを思った警告だ。
1、このエッセイは、不特定の人物の傾向を批判する内容を含む。主に「批判もらった程度で被害者ぶってる作者」と「批判をレビューに書き込んだ読者」を想定している。
仮にむきになって「俺の事かー!!」みたいな反応を示した人には「お前がそう思うんならそうなんだろう。お前の中ではな」と返す。それでも自分が馬鹿だと自己申告したいなら書け。あるいは第三者目線から冷静に感想を書けるつもりなら書け。
2、こういうことを書くとたまに「お前はエッセイしか書いていない読み専だからそんなことを言えるんだ」などと言い出す輩がいると聞いた。なので前提として自己紹介しよう。
僕はかつて、ここで小説を書いていた人間だ。レビューも合計で20まで行かない程度だが、貰っている。批判レビューを貰ったことはないけどな。
本当なら上記のようなことを言ってきた薄っぺらい肩書マウント連中に対して、純粋なる読み専のふりをしてマウントとり返すことも考えたが、雑魚相手にマウントとっても僕のレベルだと大した経験値にならないのでやめた。