道
あなたはどんな道を行きますか?
私は歩く
ただただ歩く
前から来たのは幼い子 何かを追いかけ走り去る
私は歩く
ただただ歩く
前から来たのは高校生 隣にいるのは友達かな?
私は歩く
ただただ歩く
前から来たのは仲良し夫婦 幸せそうに手を繋いで
私は歩く
ただただ歩く
前から来たのはご老人 その目は前だけを見ていた
私は歩いた
ただただ歩いた
たまには気分転換と
時には走り 時にはジャンプ
疲れたって平気なんだ
転んだって痛くない
私は歩いた
ただただ歩いた
たまには後ろを振り向いて
時には止まり 時には寄り道
疲れたらちょっと休憩
痛くないなんて嘘だよ
一本道ではなかったけれど
戻りたい道もあったけれど
私は歩いた
ただ ただ 歩いてきた
幼い子、高校生、夫婦、ご老人と人間1人の一生を辿るようにしました。もちろん誰もがこの場合に当てはまるとは思いませんし道は途中で途切れてしまったりもしますから。
人生とはままならないものです。