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運命に嫌われた少女。  作者: kiri。
1/6

ある日の下駄箱で

こんにちは、kiri。です


ずっと頭の中に思い描いていた

お話なのでこのような形で連載できることを嬉しく思います!

自分の小説を読んでもらうというのは何か少し照れますね(笑)


一応忙しい日常でありますので

更新頻度はゆっくりめになるとは思いますが宜しくお願いします


、と前書きは何を書けばいいのか

あまり分かりませんがこんな感じいいんですかね??


では、そろそろ内容へどうぞ!

楽しんで読んでくださると嬉しいです。

突然ですが事件です。


それは学校から帰ろうとした時のこと。


部活を終えて向かった先は勿論下駄箱。

私は下駄箱を開ける。


カサッ


「ん?何か入ってる?」


それは謎の四つ折りされた紙でした。


私はその紙を開こうとした、が一旦その手を止める。

って、これ勝手に読んでいいのかな?!

私の下駄箱に入ってたし多分私宛だよね?!

他の人との間違いじゃないよね?!


そう思いつつも紙を開こうと再び手を動かし始めた。


[大澤へ

今日の放課後、18:00に2-4の教室に来てください。]


これは………、


果たし状…?


え、待って、え?

これって教室に行ったらボコられたりするパターンかな?!

え、何これ、怖い。


とりあえず私はパニックに陥っていた。


ふと時計を見るとその針は17:55をさしている。


「ん…?5時55分…?って、えっ?この手紙今日って書いてあるし、

私の苗字も書いてあるし、それにもうあと5分しかないし、何かもう意味分かんないし……うわぁぁぁあぁああ!」


私はパニックのあまり発狂していた。

うん、落ち着け、私。


行ったほうがいいよね?これ。


それに何よりも私の事をちらちらと見てくる、周りの人の視線にこれ以上耐えられそうにない。



こんなことを言ってはいるが大澤知日おおさわともひ(♀)は頼み事などを断られないようなただのおバカなのである。



急ぎ足で教室へと向かう。


ハッ、ハッ、、


息が乱れてきた。てか疲れた。……帰りたい。


思わず知日は本音をこぼす。



教室の前に着いたものの、ドアの前でドアを開けるかどうかためらった。


「んー、とりあえず窓から覗いてみようかな……。

ってダメダメ!そんな変態みたいな…」



とにかく変に真面目なおバカなのである。



時計の長針が12をさすかささないか、という頃まで考えると私はドアを開けることを決意した。


ガチャッという音の後にギィィィという鈍い音が響く。


夕日に照らされてオレンジ色に染まる教室の中に、

1つの黒い影が視界に入ると誰なのかを確認するため目を凝らした。


…………


「……えっと、、さわ?」


その影の正体は同じクラスで同じ部活であり、

また、女子には無口な佐渡夏月さわたりかつき(♂)だった。

まぁ、部活関係で割と話してるけど。

ちなみにさわはさわたりから来たあだ名だ。


「………大澤、来てくれてありがと、ございます…。」


さわの言葉の最後の方の声は消え入りそうな程小さかった。


「え、あ、うん。え、えと、なんで敬語?」


疑問を口にするとさわは照れくさそうに笑った。


教室内は静まり返る。

その沈黙が気まずくて


「って、あ、ごめん。これ、何か用だった??」


そう言って私は先程の紙を差し出した。


「あ、えっと…」


何か言おうとするさわの声に耳をすます。


再びしばしの静けさ。





「大澤、俺と付き合ってください。」




…………


「…え?」




どうやらあれは、

果たし状ではなかったみたいでした、、。






これが運命なら、私は運命に嫌われている。


私は、そう思う。

初めまして!前書きにも書きました、kiri。です♪


今回は王道恋愛っぽくて

「何だよこいつら、ただのリア充かよ」

って感じでしたが、

2話目くらいからファンタジー要素も入れていくつもりですので

しばしお待ちください(笑)


ここまで読んでくださった方有難うございました!

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