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蝶カッコいいパリス様VSセンパイ方

今回はパリス視点

オレのコミュニティーの中にも何匹か蛹になりそうな奴が出てきた。

もともとパリスのコミュニティーに入る前に吸収されたコミュニティーのリーダー格であった奴や、

ちょっと大人びたような奴はもう蛹になりそうな感がぷんぷんだ。

ちょいかわいめ以上の女の子にはどっかからやってきた成虫たちが、

「キミ、かわうぃーね。よかったらうちのコミュはいんない?」

とか

「俺のサークル(縄張り)にこいよな。」

とか、チャラい奴らにチャラい感じでチャラいことを言われてる。

アイツらチャラすぎだろ……。

オレのコミュニティーで……と少々苛立ついたが、成虫にはさすがに逆らえない。

逆らおうとするなら同じ土俵に立ってからだ。


まってろよ雰囲気イケメン風味程度のセンパイ方よぉ、

本物(ガチ)イケメンのこのオレ様が成虫になった暁にはテメェらのメスはゼロだぜ。




だから、そこらのメス恥ずかしそうにコクコク頷いてるんじゃない。





どっかの偏食家は蛹までの時間が長いのか、偏食の為なのか、ガキっぽいからなのかまだそんな予兆は全くない。

だからなのか、種族的に高位で恐れ多いとかビビってんのか、ちょいぽっちゃりだからなのか、ちょっかいをかけてくる成虫はいなかった。

そんなティケの様子をみると何も考えてないかのようにこっちを向いて笑っている。


そういえば、クスクータを倒してからやたら眠い。時折意識が遠くなりそうになるな。

あっ、またきた。ヤバい今度はきつい。何か寄りかかるものを……、

マジで無理……。



意識が飛ぶ瞬間、オレは口から何かを吐き出しているのを感じた。

とある蝶の回想

「ふふっ、心配する必要なかったのに。 わたしはパリス君ひとすじだったんだから。」




実はパリスはとっくに蛹化必要レベルに到達していたという話。

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