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チャイルド・ゲート  作者: 日寺 言十
somebody's someday
14/15

閑話休題

今回短い!という演出ですはい。


 ――目標は守護霊ファントムから離脱。聖夜祭会場に侵入。


 ――捕縛班は目標を確認後、速やかに捕縛。


 ――了解。





「いまだ!」


 研究員が叫び、その部下が足元に記した魔方陣に魔力をありったけ注ぎこむ。



『万象定理への干渉を開始し、禁術を発動します』


『万象定理への干渉を開始し、禁術を発動します』


『万象定理への干渉を開始し、禁術を発動します』


『万象定理への干渉を開始し、禁術を発動します』



 盈虚の声音の分散行使が行なわれる。



 禁術・武装解除ディスアーマメント



 相手の魔力及び魔素を無理矢理抜き取り、戦闘不能にする禁術だ。


「―――――」


 チャイルド・ゲートが声を発する前に、連理の鎖リミッター・チェーンが覚醒する前に、その魔力全てを抜き取られ、糸が切れたように落ちた。


「よし、回収だ」


 チャイルド・ゲートは、その明るい街の中、転送魔術・物々交換オールスワップによって、連れ去られてしまった。



 静かに行われたその事件。



   誰にも気付かれなかったその事件。



 これにより、僅かばかりの閑話はたった今、休題した。



第14話『閑話休題アブダクション




次回から金字塔タワー篇です。がんばります。

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