悪夢
警告!
初っ端からエグいよ!
血腥い描写無理な人は逃げてー超逃げてー( ゜д゜ )
「……はぁはぁ、そろそろ大丈夫かな…っ」
あたしは走りながら何とか後ろを確認する。
「!?まだ追ってくる!」
あたしの後ろから追って来てる者、それは家族や友達
今まで会ってきた人達が鬼の形相で、殺す為の道具を持って追い掛けてくる
「あっ⁉」
しまった、ここでコケるなんて!このままでは私は…!
「早く逃げなくちゃ!」
こけた事で笑う膝に力を入れて何とか急いで立ち上がろうとした瞬間、追い掛けてきた人影があたしに追いつく。
「逃げちゃ駄目だよぅ?
お前は罪人なんだから償わなきゃねぇ?」
「あ、亜弥⁉あたし何もしてないよ!?何で償うのに殺されなきゃいけないの⁉」
「あらぁ?自覚してないの?
お前は生きてる事自体が大きな罪なんだよぉ!」
「なぁ⁉」
言葉が終わると同時に右目に走る激痛。
さらに後ろからも火傷の様な鋭い痛みが背中を襲う。
痛む右目を手のひらで押さえながら振り返ると、妹の早紀が口元をニタァと歪ませた嘲笑を浮かべて、血に塗れた包丁を振り上げていた。
そんな状況に半分しか見えない視界に新たな人影が差し込み、現れた姿は母さんだったけど…
「早紀?駄目よ?
刺身にして食べるんだから傷だらけにしちゃ不味くなるわよ?」
「お、お母さん…?」
「おや、薄汚い罪人風情が私の事をお母さんだなんて呼ばないで欲しいわね。
お前が私の娘だと言うだけで迷惑なのに」
母さんまで私の敵だった。
母さんは忌々しい言葉を聞いたと言わんばかりに、眉間にシワを寄せて目が飛び出でそうなほど憎々しげにあたしを睨み付けて妹から包丁を受け取っている。
「そ、そんな…」
味方であって欲しいと願った母さんまで敵であった事に打ちひしがれていると
「ママ、まだ刺身にしないの?早く食べたいよぅ」
母さんに早くとせがんでる妹の声が耳に届く。
「はいはい、すぐ刺身にして持ってきてあげるから待ってなさい?」
「はぁい良い子にして待ってる♪」
妹とのやり取りが終わると、母さんは包丁を構えてどんどんあたしに近づいてきた。
「い、いやっ…!」
あたしは少しでも包丁から逃げたくて後ろに1歩下がろうとするが
「だぁめ♪逃げられないよぉ?」
見えなくなっていた右側から、追いついたらしい亜弥に逃げられないよう羽交い締めにされてしまった。
「亜弥⁉離して!お願い離して!」
「駄目なものは駄目♪
おばさぁん!逃げられない様にしたからいけるよぉ♪」
「あら♪亜弥ちゃんは良く出来た子だねぇ。
そこのソレとは大違いだわ」
「おばさん、あたし褒めても何も出ないよぉ♪」
普通なら微笑ましいだろう会話のやり取りをしながら、確実に包丁があたしに近づいてゆく。
「お前は今から刺身にされるんだ、大人しく捌かれな!」
母さんはあたしを殺せる事がとても嬉しいと言う歪んだ喜悦に染まった顔で、あた包丁を振り下ろす。
「ひぎぃ⁉」
振り下ろされた包丁はあたしの腹に吸い込まれ、縦に切り開くと腹の部分の皮膚を強引に左右に広げる。
「ぃあぁぁぁぁっ‼」
母さんは広げた腹から内臓を掴み、あたしの目の前まで内臓を引き摺り出して見せつける。
「お前の薄汚い内臓だよ?取り除いてやろうねぇ」
「ぎぃっ⁉」
薄気味悪い声色で言い終わった瞬間に引き摺り出された内臓が乱暴に引き千切られる痛みと音があたしの全身に伝わる。
あまりに痛すぎて何も考えられない。
内臓が引き摺り出され腹が空っぽになると再び母さんは包丁を構え直す。
今度は空っぽになったあたしのお腹の肉を皮膚ごと掴んできた。
「ぃいっ⁉」
「今からお前の腹の肉をハムの様に薄ぅく切り取っていくからね?」
そう言いながら掴んだ腹に包丁をあて、次々と切り取っていく。
「ぁっ‼‼」
体を薄く切り刻まれてゆく痛みに、あたしの視界は徐々に真っ暗になっていった。
初っ端からエグくてすまん(`;ω;´)
短編に近い仕様なんでページ数は少ないです。
なろう利用初めてだから勝手がイマイチ分からなくて溶ける_( ´・-・)_ぺたぁ