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第三話


 屋敷に通され、一行は一度ここで別れる。

 シーヴ達はかつての自分の部屋に足を向け、エルネ達は客人用の部屋へと案内された。

 客人用の部屋に入りエルネとフレードリクは、手荷物を置き一息つく。


 ソファに腰をかけると柔らかく自分を包み込むような感覚があり、それだけでもこのソファの素材がかなり良く出来たものだとエルネは実感する。


 ふと目をやるとその視線の先には絵が飾られており、エルネから見てもその絵は名画にふさわしいと思える様な出来栄えの絵でもあった。

 こういった絵の配置というのは客が一息ついたときに最も栄えるように飾られているのが基本だが、それを差し引いても目を奪われるような出来だ。


 この街からスフル山脈を描いたものであるという事は一目で分かるのだが、夕焼け時に描いたものなのかそのタッチは簡単の息を漏らすほどの出来栄えだ。


 客人用とはいえ、少しもったいない気もする。

 エルネとて元侯爵家の出だ、かつての実家にも美術品などがあり、それなりにいいものは見てきている。

 ゆえに絵に関してもある程度見る目はあるのだ。


「こりゃ凄いなあ……」

 見た絵を素直に褒め称えるエルネ。


「そうなんですか? 俺には良く分かりませんね……」

 フレードリクはエルネほど芸術に触れているわけではないので、エルネが何に感心しているのかいまいち把握しかねる。


「お前ももう少し芸術に触れたほうが何かと便利だぞ」

「そういう機会が余りありませんからね。俺はしがない没落貴族の出ですし」

 そういって肩を軽くすくめるフレードリク。


「それよりも、シーヴ様の事なんですが、本気なのですか?」

 フレードリクが何を言おうとしているのかある程度把握するエルネ。


 シーヴとの出会いから約二ヶ月。

 エルネは自分が末っ子ということもあり、当初はこの子供っぽい小麦色の肌を持つ少女のことを、どこか妹のように感じていた。


 内心自分に妹がいればこんな感じなのかな? とのんきに考えていたのだが、先月の事だ、避暑地に向けて出立する際に、イェリンの専属護衛として付き従ったときに、自分の想いを再確認したのだ。


 元々エルネは恋愛に対して積極的な部分はなく、平坦な感じではあったが、初恋の人であるエドラの事を思っていた経緯も持っており、一途な部分もかなりある。


 燃えるような激情に焦がされて……などの想いを経験したことはないのだが、それは彼がある程度身分の高い家の出自ということも関係しているだろう。

 基本的に身分の高い家というのは貴族のつながりを重要視する意味で、政略結婚というのが多々あるのだ。


 エルネ自身もそういった教育を受けて育っていたこともあり、下手をすれば自分の将来の伴侶は親が決める事にもなりかねないと覚悟していた部分があり、激情に身を焦がすことなく育ってきたのだ。


 とはいえ、エルネもすでに立派な思春期の男性だ。

 当然性欲などもあり、恋愛の根源は子孫を残したいという欲求から来るものでもあるので、彼とて恋はするが、家にいたときはその想いは初恋の人であるエドラに向けられていた。


 しかし身分にものを言わせ手篭めにするやり方はエルネ自身、そしてヴィクセル侯爵家は決して許さない。

 また、エドラは準男爵出身ということもあり、侯爵家では身分が釣り合わないのだ。

 童話や御伽噺の中には、身分の低い女性が、身分の高い男性に求婚され幸せになるという話しはよくあるが、現実ではそのような事をしてしまうと大抵は悲劇を生んでしまうことをエルネは知っている。


 まずそのようなことになれば、極端な話、身分の低い女性は暗殺されてしまう危険性がある。

 これは身分の高い側の家の両親や家族がふさわしくないと判断し、口で言ってもわからないようであればそのような強硬手段に出る恐れもあるのだ。


 ヴィクセル家はそれほど極端には走らないだろうが、やはりいい顔をされないのもまた事実で、下手にそういった付き合いをしてしまうと自分の初恋の人に迷惑がかかる恐れも出てくるのだ。


 もう一つ例をあげれば、うまく玉の輿に乗れたとしても、周りからの嫉妬や敵意もある。

 これもまた下手をすれば結婚したあとに毒殺やらなんやらの対象になることもあるのだ。

 下手をすれば結婚後に生んだ子供がその対象になる事だってある。


 ゆえにその事を理解しているエルネにとって、恋愛とは身を焦がすようなものではないと思っているふしがあり、一線を引いている部分があるが、それでも人を好きになるということは理屈では割り切れないのだ。


 そして先月イェリンの護衛について、シーヴと引き離されたことによって、エルネは自分がシーヴに対して恋心を抱いていたことを自覚した。


 さらに自分はすでに実家とは縁を切っているので、そういった貴族のしがらみに捕われる必要も無いのだ。


 ただ問題はある。

 彼の現時点の身分は特例の準伯爵だ。

 王国の歴史において前例の無い称号であるが、現時点の身分は子爵と同等。

 成人すれば伯爵を名乗れるという少し変わった身分でもある。

 大公家と釣り合いが取れるのかどうか……エルネはその辺が不安なのだ。


 そしてエルネはフレードリクの質問に答える。


「そうだね……僕の想いは本物だよ……」

「でしたら両思いということですね……婚約はされないのですか?」

 フレードリクが核心を突いたことを聞く。


「僕が侯爵家のままであれば堂々と婚約を申し出ても問題は無かったと思うけど……今のままじゃさすがにね」

 軽く肩をすくめるエルネ。


「じゃあ、今回はいい機会じゃないですか? 大公様に直接言えるじゃないですか」

 ニヤリと笑ってフレードリクはエルネを促す。


「実家と縁を切ったばかりだし自信が無いよ。アステグ家当主としてしっかりと地盤を固めないと誰からも認めてもらえないんじゃないか?」


「すでに肝心のシーヴ様のお命を三回も救っておいて、何を言っているのです。充分に認められているからこそ国王陛下からアステグの称号を頂き、おまけに独立を許されたのではないのですか?」

 やれやれとフレードリクはため息を吐く。


「しっかし何でいきなり招待されたんだろうな……急だったからさすがに驚いたぞ」

「おおかたシーヴ様のお命を救った御礼のつもりなんじゃないですか?」

 少年二人はのんきにそんな会話をしていると、大公の使いが部屋にやってきて中庭にある訓練場で大公様が待っていると告げた。


 二人は何故? と思う。

 客人として招待されたのに、何故大公家の屋敷にある訓練場に出向かなければならないのか全く把握できなかったのだが、断るわけにもいかず、彼らは訓練場に向かった。




                ──────────────


 二人が案内されて訓練場に向かうと、そこには二人の人物が軽い金属で出来た鎧に身を包み二人を待ち構えていた。


 まるでこれから戦場に向かうような雰囲気だ。

 その一人は、エルネ達にとって見覚えのある人物でもある。

 アルノルド・ブレンドレル大公その人だ。


 そしてもう一人はさすがに見覚えが無い。

 恐らくブレンドレル大公の直臣とも思われる。

 大公は老年にしては立派な体格を持っており、背筋もピンとまっすぐに伸びて、その風格は鎧を身につけたことによって、歴戦の将軍を思わせる。


 目つきは鋭く、顔に刻み込まれた皺はそれを引き立たせており、彼の本来の体格よりも一回りも二回りも大きく見える。


 また隣にいる人物は、大公に比べるとずっと若く、20代前半を思わせる顔立ちではあるが、こちらも鋭い目つきを放っており、少し長めのエルネと同じく黒い髪が風にたなびいていた。

 背の大きさは大公より頭一つ低いと思われるが、エルネ達よりは明らかに高い。


 そして二人の少年を視界に入れた大公が彼らに向かって口を開く。


「アステグ卿、逃げずに良く来たな。その度胸だけは褒めてやろう……」

 地の底か這い出るような唸り声を静かに放ちながら威圧する大公。

 そしてそのまま言葉を紡ぐ。


「しかしだ! 少しばかり軽率といえる行動ではないかね? ええ? 分かっているのか! この泥棒猫が!!」

 先程はなった言葉がうなり声なら、こちらは大気を振るわせるような怒声だ。

 目からは狂人とも言えるような激しい光があふれ出ている。

 エルネ達は何故自分達がこのような状況に置かれているのかさっぱり把握できていない。


 当然だ。自分達は招待された客であり、このような怒声を浴びせられるようなことをした覚えは無いのだ。

 しかし、貴族筆頭である大公家当主がここまで怒りを放っているのだ。

 黙っているわけにはいかない。

 先程は堅苦しい仕草などいらん。と言われていたが、すぐに膝を曲げ敬礼の姿勢をとる。


「大公様が何に対してお怒りなのか不肖の身では分かりかねます。臣の身では不明にあたる部分は多々あること承知の上ですが、何が大公様の怒りに触れたのか原因をお教えいただきたくお願い申し上げます!」

 背中に冷や汗をかきながら、エルネは必死で言葉を放つ。 

 しかし大公の怒声は止まらなかった。


「貴様!! 何処までこのわしを馬鹿にする気だ! 先程堅苦しい仕草はいらんと言ったばかりではないか! それとも何か? わしの言葉など馬鹿らしくて聞けないと言うのか? ええ? アステグ卿よ? そうかそうか、貴様はそういう風にわしを見ていたのだな」

 ここで二人の少年の思考が一致する。

 何? この無茶振り? え? どうしろとおっしゃる?

 無茶振りはシーヴの専売特許でもあるが、大公はその上を行く無茶ぶりを発揮している。

 とはいえ、そのままの姿勢でいるわけにはいかない。

 ゆえにエルネは敬礼の姿勢を解き立ち上がる。


 が、立ち上がったとたん大公の持つ訓練用の大剣がエルネの頭上を襲った。

 エルネとて精霊騎士であり、数多くの実戦を潜り抜けた身だ。

 その気配を察知して、右足を後ろに引き半身になってそれをかわすが、考えてやったことではなく反射的に行った行動だ。

 空気の切り裂く音がエルネの耳を襲い、エルネの眼前には振り下ろされた大剣がある。


 こめかみから汗が滴り《したた》エルネは何が起きたか理解し切れていない。


 いくら訓練用と言って刃引きされているものの、素材は鉄で出来ている代物だ。

 こんなものが頭に直撃すれば無事で済むはずがない。


「なるほどな……さすがはヴィクセルの出自のものと言える……ふふふこれは面白くなってきたわ」

「あの? 大公様? 凄まじい殺気を感じるのですが?」

「これは訓練である。訓練中には事故は付き物であろう? それに貴様は実家と縁切りをしたそうではないか……ならば貴様がここで亡き者になったとしてもかの一族が動くことは無いであろう」

 最後にグフフと妖しげな笑いを込め、訓練用の大剣を次々と振るっていく。

 一振りごとに風を切る轟音が鳴り、エルネは対抗するわけには行かず、とにかく避けるばかりだ。


「え? ちょ? なんなんですか!? いきなり? 何かお怒りに触れたのなら」

「ええい! ちょろちょろとこざかしいわ! 怒りに触れただと? ああ思い出すだけでも怒りがこみ上げてくるわ!!! 知っておるか? アステグの小僧よ! 貴族の家に入った泥棒は例外なく死刑だと言うことを!」

 厳密に言えば違うのだが、多少あっている部分はある。

 しかし泥棒と言われてもエルネの身に覚えはまったくと言っていいほど無いのだ。

 思考を混乱させながらも、大公の豪剣からわずかな動きを交えながら右に左にかわしていくエルネ。


 それでも大公は次々と剣を振るっていく。

「逃げるな! 小僧! 潔く我が手にかかって事故を起こすが良い!」

 言っていることはもはやめちゃくちゃだ。

 とはいえわけが分からず大公の剣の餌食になるわけには行かない。

 何度も逃げる。

 追う大公。

 やがて大公が息切れを起こし、剣を地に突き立てようやく大公の猛攻が終わる。


「さ、さすがは……はぁはぁど、泥棒よな……ぜぇぜぇ……すばしっこいことこの上ないわ……どうやら……わしはここまでのようじゃ……だがな……これで勝ったと思うなよ! アステグの小僧よ! アントン貴様の出番だ!」

 大公がそういうと、後ろで控えていたアントンと呼ばれた男がずいっと前に出る。

 大公と同じように大剣を手にしており、その剣先をエルネに向けながら挨拶する。


「お初にお目にかかります。アステグ卿。シーヴ様を何回も救ってくださった我が家の恩人にこのようなことをするのは心苦しいですが、これも主の命令です。どうかお許しください」

 どうやらこちらは大公と違って話が通じそうだが、すでにゆっくりと話を聞く段階ではない。


「反撃はしていいのかな……?」

 さすがに大公に攻撃するのは躊躇われたが、それ以外であれば躊躇する必要などなくなるので一応伺いを立てる。


「ええ、構いませんとも。精霊の一族の実力を知るいい機会でもあります」

 ニヤリとアントンと呼ばれた若者は口元を釣り上げた。

 エルネはため息を吐き無言でソードを抜く。


『ずいぶんと物騒な歓迎だよねー……さすがにびっくりしたよ』

 ソードが呆れた声で話しかけてきた。


(そりゃ僕もだよ! いきなり泥棒呼ばわりなんて……心当たりが全くないっての!)

 さすがにいわれの無い汚名を着せられ少し頭に血が上っているのだろうが、相手は大公家だ。

 そう簡単に怒りを表すわけにはいかない。

 そしてエルネはいつものように刃を向けるのではなく、峰の部分を相手に向けた。


「ずいぶんと変わった武器をお持ちですね」

 アントンが興味があるのか聞いてくる。


「そうですか? まあこの国には無い武器ではありますね」

 それ以上はお互い言葉を発しなかった。

 言葉を発したのは大公だ。


「がははは、アステグ卿よ。貴様もこれまでだ! そこにいるアントンはな我が大公家において剣の天才と言われている男だぞ! 貴様のような小僧が精霊の力抜きで勝てる相手ではないわ! さあ、アントンよその力を存分に示し我が大公家の強さを思い知らせてやれ! 殺しても事故と言うことで片付けてやるわ。ははははは」

 アントンは剣先をエルネに向けたまま、大剣から片手を離し、眉間を押さえる。


「あの……大公様……すいません少し静かにしてて下さい」

 聞く人が聞けば不敬に当たるような言葉遣いだが、彼は大公家の直臣で、こういったやり取りは慣れているのだろう。

 また、大公も特に気にせず彼の意見を聞く。


「む……そうか、わかった。静かにアステグ卿の冥福を祈ってやろうではないか」

 いや、まだ死んでいません!

 この場にいる一同の内心の声だ。


 そしてお互い改めて対峙する。


 お互い一歩も動かない。

 緊張が場を包む。

 無視の声さえ聞こえないかのような静寂さだ。


 一定の実力を持つもの同士が作り出せる空気と言ってもいい。

 達人になればなるほど、向き合った瞬間お互いの手の内を読むのだ。


 お互いの思考の中で様々なパターンの攻撃が組み立てられていくが、それをお互い一歩も動かずに読みあう。


 見ている人にとってはただ向き合っているだけにしか見えないのだが、一定のレベルの人間が見ていれば、心のうちで激しく戦っているのが見て取れるだろう。


 そしてこういった実力者同士が動き出した最初の一歩で勝ち負けが決まるのだ。

 最後の一手まで攻撃が組み立てられているので、勝利側は頭の中で作り上げた攻撃方法をなぞれば良いだけの話である。


 詰め将棋のようなものなのだ。

 ゆえにお互い読みを外すことなく、どれだけ読みあうことが出来るのかが勝負となってくるのだが、これが一流の使いて同士なら千日手に陥ることもある。


 読みあいの決着がつかず引き分けと言う形になるのだ。


 やがて、アントンが一刀一足(一歩踏み込めば自分の武器の間合いに入る距離)から、大きく踏み込み下段から大剣を切り上げた。


 まともに食らえば、死にはしないだろうが、肋骨が折れてもおかしくは無い威力だが、エルネはその剣の軌道を予測していたかのように、八双の構えからしのぎを使い、相手の大剣狙いを絞り軌道を変える様に当てて、払い落とす。


「やっ!!」

 そして吐き出された呼気と共にエルネの攻撃が相手の胴にめり込んだが、相手は鎧をしているので、鎧に少しひびが入った程度にとどまった。


 ここでの勝者はエルネであり、アントンは敗者となる。

 負けたアントンは、ため息と共にエルネに疑問を投げかけた。


「何処で読まれたんだい?」

「最初、その背の高さを生かして上段から叩き付けて来ると思ったんですが……なぜかそれは違うと感じたんですよね……」


「俺もまだまだだな……君みたいな子供に負けるなんて結構プライドが傷ついたぞ……」

 後ろ手で頭をぼりぼりとかきながら愚痴を言うアントン。


「はぁ……」

 さすがにどうフォローしていいか分からず歯切れの悪い返事しか出来ないエルネ。


「ははは君が気にすることじゃないよ。俺の修行不足って事だしね」

 快活に笑うアントンだが、笑えない人物がここにいる。


「き、貴様! アステグ! 私の可愛い部下になんて事を!!」

 大公が罵声を怒鳴り散らしてエルネに近づこうとしたがそれは起きなかった。


「エルネ!! 何処へ行っていたのだ! 全く、港へ案内してやるとさっき約束したではないか! こんなとこにいるとは思わなかったぞ。せっかく王都から離れて我が家に招待したのに、こんな時まで訓練などする必要も無かろう。さ、いくぞ」

 突然現れたシーヴが、エルネの手を優しく取って引っ張っていく。


「お父様もあまり無理なさってはいけません。アントンお父様を休ませて上げろ。それではお父様。夕食に王都での話を是非聞いて下さいね」

 笑顔を父に向けエルネと手を繋ぎ去っていく娘をアルノルド・ブレンドレル大公は小指の爪を噛み悔しがって見ていた。


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