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第3話「遭遇」

新年初っ端の投稿!


※軍の専門標語で書けないところは省略したりしてます。ご了承ください。



「おおすみ」艦内


菊松康平

「ダメージコントロール!艦内の被害状況を報告せよ!」


雷に撃たれた直後、菊松はダメージコントロールに被害の確認をとる。



柳田陸夫

「システムオールグリーン!全て正常です!」



平田正文

「おかしい。僚艦が『ちよだ』以外消えた…」


菊松康平

「消えた僚艦を探せ!」


菊松がそう叫んだ時だった。


高田秀也

「CICから艦橋!正体不明機接近!時速60!」


村田直也

「時速60?」


菊松康平

「時速60で飛ぶモノって何だ?」


平田正文

「レシプロ機かなんかではないのか?」


艦橋で様々な意見が出される中、見原三尉が


見原収

「前方に飛翔体を視認!あれは!?」


見原が指差す方向を菊松達も見る。


菊松康平

「なんだあれは!?」


それはデカい鳥のようなモノだった。


平田正文

「まるで太古に存在した翼竜みたいだな…」






マフジーはライジング王国の兵士だった。


ドラゴンを操り、周辺海域のパトロールをしていたところだった。


マフジー

「なんだあの船は…帆が無いし甲板に人もいない…」


マフジーは「おおすみ」に近づく


マフジー

「よし!ここは近づいてみよう」




~「おおすみ」艦内~


見原収

「鳥の上に誰か乗ってますね…」


澤田直樹(航海長)

「いや、あれは…」


菊松康平

(ドラゴン?)


マフジーは「おおすみ」の甲板に降り立った。


見原収

「ドラ…、いえ正体不明機が甲板に!!!」


見原が叫ぶ


菊松康平

「搭乗してる陸自隊員に協力を要請!たったいま降り立った奴を拘束しろ!」


菊松が叫んだ時だった。


見原収

「既に熊谷三佐が!」



~甲板~


「ギャー!」


マフジー

「Jはそこでお留守番な…」


マフジーはJを宥めると


マフジー

「ライジング王国空軍第6防空隊のマフジーだ!貴艦の艦長と話しがしたい!」


熊谷雅之

「代役ってのは…ダメかな?」


マフジー

「!?」


マフジーは艦橋に向かって叫んだが、目の前に熊谷がいた。


熊谷雅之

「日本国陸上自衛隊の熊谷だ。」


マフジー

「ニホンコク?どこの国だ?」


熊谷雅之

「それならライジング王国ってなんだよ?」


マフジー

「ミドル帝国ではないのだな…」


熊谷雅之

「あぁ?ミドル級?」


マフジー

「………………」


マフジーは熊谷が何を言ってるのかわからなかった。


マフジー

「とにかく!なぜ貴艦はこの海域にいる!」


熊谷雅之

「んなの知らねぇよ。日本海じゃないのか?」


マフジー

(ニホンカイ?)


菊松康平

『熊谷三佐!!』


突撃スピーカーから菊松が熊谷に呼びかける。

菊松康平

『そこで話しても埒があかないから艦橋まで連れて来い!平田艦長とそいつ面会させる!』


熊谷雅之

「だってさ」


熊谷がスピーカーに指差す。


マフジー

「わかりました。」




マフジーは「おおすみ」艦内に入る。


マフジーは船員の身なりに驚き、また海自の船員達もマフジーの身なりに驚いていた。


マフジーの戦闘服は第1次世界大戦の頃の戦闘機のパイロットが着ていた服に近かった。


マフジー

「この船は帆が無くても動くのか?」


マフジーが熊谷に聞く。


熊谷雅之

「あぁそうだ」


マフジー

「はぁー」









「おおすみ」の艦長室の前にたち熊谷はドアをノックした。


熊谷雅之

「熊谷雅之です!」


平田正文

「入れ」


熊谷雅之

「はっ!失礼します!」


艦長室の中には平田一佐以外誰もいなかった。


平田はマフジーに座るの促した。


マフジー

「し、失礼します」


マフジーは座る。


熊谷はその場を去ろうとするが


平田正文

「あぁ熊谷三佐。ちょっとその場に残ってくれ」


熊谷雅之

「はっ!」


そういうと熊谷は部屋の隅っこに立った。


平田正文

「さて……」

※知らない人のために


自衛隊の階級は


二士→二等兵

二尉→中尉

二佐→中佐


訳するとこうです。


つまり熊谷三佐は熊谷少佐で平田一佐は平田大佐になります。



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