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序章
初の連載投稿です!
書けなくなってしまったり、遅くなったりするかもしれませんが
頑張って最後までいきたいと思いますので、読んでいただけると幸いです。
「あ、あああなたが・・・勇者、様?」
「・・・そうだけど?」
「こ、こんにちは、魔王です!早速ですけど・・・『玲心の珠』、も、もら、もらったぁー!」
「考えちゃいけない」
魔王は勇者に戦いを挑む
それは己の心を封じるために
ただ全てを正当に思い込むために・・・
「絶対に再会してやる」
勇者は魔王の元へ旅にでる
己の想いを裏返しにあらわしてでも
ただその心のためだけに・・・
たとえ想われなくても
たとえ伝わらなくても
あなたと対等になれなくても
君と壁があっても
想っているから・・・
会いにいくから・・・
だから信じて
だから信じろ