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幼なじみより、好きになれない  作者: 櫻木サヱ


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小さなすれ違い、そして絆

ある平日の放課後、真哉と凛音は学校帰りに寄り道をしていた。

「ねぇ、真哉。今日はちょっと寄り道しようよ」

凛音の目は輝いていて、真哉も思わず微笑む。


しかし、ふとした瞬間にスマホに通知が届く。

ゆきはからのメッセージだ。


「今日も一緒に勉強できなくてごめんね。明日は一緒にやろうね」


真哉は返信を打ちながら、凛音が少し不安そうにしているのに気づく。

(あ……凛音、ちょっと寂しそう……)


凛音は心の中で小さな焦りを感じる。

(やっぱり、私……まだ不安なのかも……)

「ねぇ、真哉……私、もう少しだけ一緒にいてくれる?」

真哉はすぐに頷き、二人は並んで歩く。


翌日、授業中にちょっとした誤解が生まれる。

真哉がうっかりゆきはと視線を合わせた瞬間、凛音の顔が赤くなる。

(やっぱり……心配になっちゃう……)


放課後、凛音は真哉に少し不満をぶつける。

「ねぇ、真哉……私のこと、ちゃんと見てくれてる?」

「もちろんだよ、凛音」

「でも、昨日の……」

「ごめん、誤解させちゃったね。ゆきはは友達だから、ちょっと話しただけなんだ」


真哉の言葉に、凛音は少し安心し、二人は手を取り合って笑う。

「もう、真哉ったら……」

「へへ、でも僕、凛音のことが一番大事だよ」


その日の夜、凛音と真哉はそれぞれ自分の部屋で考える。

凛音は、恋愛には小さなすれ違いがあることを学び、少し大人になった気持ちになる。

真哉は、凛音を本当に大切に思う気持ちが以前よりもはっきりと自覚できた。


こうして二人の恋愛は、小さな試練を通して絆を深めていく。

友情、嫉妬、誤解――すべてが二人を強く結びつける糸となり、日常に優しい安定をもたらす

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