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終局黎明  作者: さたかひ
7/8

攻略法

 休憩時間が終わりついに決勝が始まった

「さぁついに決勝だ、どっちのクラスも全力でぶつかっていけよ」

そういい先鋒の選手は位置につくよう指示された

「あとに残る二人のためにもここは頑張らなきゃ」

秋原は気合いをいれた

「決勝第一試合 1組は伯楽千 3組は秋原悠斗」

伯楽千、さっきの1組と2組の試合には出ていなかったやつだ

「なんかめんどくせぇー」

伯楽はそうつぶやいた

「どうしてそう思うんだい?」

秋原はそう聞いた

「だって君と戦ったって楽しくなさそうじゃん」

伯楽はそういいながら動き出した

「これでおしまい」

一気に間合いをつめて魔法を繰り出した

「あっぶねぇ」

秋原はなんとか避けたが、相手は余裕な表情をしていた

「なぁ、これどうやって倒せっていうんだよ」

シラムがそういった

「まだ確証はできんが相手が近づいた時に全火力を叩き込む...とか?」

言っちゃえば攻略法がほぼないのだ

魔力切れを狙うにしてもそうなる前に相手は決着をつけるだろう

「ほら、どうしようもない」

伯楽は笑みを浮かべながら攻め続けていた

だが秋原は意外にも余裕そうだった

「お前の攻略法導いてやったぞ」

そういい秋原は風魔法を使った

「手の内はバレてるよ」

伯楽が突っ込んだように見えたが、一瞬で壁に打ち付けられていた

「どうする?壁に埋まってる君にこれから僕が繰り出す攻撃を避ける方法はないと思うけど?」

伯楽はとても悔しそうに

「降参だと言った」

試合を終えた秋原に俺たちは聞いた

「なぁあれ、どうやって勝ったんだ?」

ここにいるみんな興味津々だった

「ほら4組の試合で火と風同時に発動させただろ、あれを今回は両手に風でやったんだ」

そう言われても俺たちにはよくわからなかった

「詳しくいうと片手に威力を集中させ、もう片手を誘導に使ったそれだけだよ」

一か八かの賭けに勝ったということか

そんな調子のまま第二試合が始まった

「第二試合は1組氷室玲奈 3組佐那原明」

氷室玲奈、10年に一人の逸材と言われ、その存在は多くの人が知っているヤバいやつだ

「さっさと終わらせましょう こんな戦い」

なめた口調で話され、明はすこしイラついた

試合開始と同時に明は突っ込んでいった

「速攻で決める」

そう言ったのも束の間、明は凍らされていた

「もう終わりよ。じゃあね」

そういい1組が勝利して第二試合はあっけなく終わった。

「次は俺か....」

正直緊張している

そして、出てくる相手がわかりきっているのがとても辛い

俺の中での憧れであり、尊敬する人物の一人だ

「恥かかないように頑張るか」

自分を試す良い機会だと思うことにしよう

「おつかれ いつも通り早いね」

疾風は玲奈に向かってそう言った

「当たり前よ、なんで私が3組の連中なんかに苦戦しなくちゃいけない訳?」

疾風は少し笑った

「それより相手もなかなかの度胸ね、次の対戦相手があなただというのに」

疾風は落ち着いて

「対戦相手ならもう分かってる。逃げるようなやつじゃないよあいつは」

疾風はそういい控え室を出ていった




投稿遅れて申し訳ありません。キャラや戦闘を考えるのに時間が掛かっちゃいました

次回は迅雷vs疾風 どっちが勝つのでしょうか?

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