開催!!!クラス対抗選抜大会
選抜大会が明日開催される
「緊張する.....」
俺はそういった
「まぁ俺たちからしたら授業ない分嬉しいけどな」
おれもできるものなら観客になって、軽い気持ちで見ていたかった
いつも通りコートへ向かうために廊下を歩いていると
「迅雷じゃん 久しぶり」
少しだけ聞き覚えのある声が聞こえた
振り返ると俺の幼馴染の疾風がいた
「お前もこの学校に来てたのか」
疾風は嬉しそうにそういった
「まぁでも勝つのはうちのクラスだ、いくら君が幼馴染でも手加減はしないよ」
余裕そうな目で俺に向かってそういった
「当たり前だ、こんなことで手加減してもらっちゃこっちが困る」
そういう他愛のない会話を少しした後、俺はコートに再度向かった
「すまん色々と順番決めたいんだけど」
悠斗がそういった
「まず戦いの形式なんだけど、トーナメント方式で先鋒→中堅→大将の順だ」
よくある方式のやつで、周りも飲み込みが早かった
「先方には僕が、中堅には明かほうた 大将にはシラムか迅雷で行こうと思う」
みんなそれで納得していた。つまり最初に強いやつを入れて勝とうという手段だ
作戦などあまり考えないまま大会の日になった
朝からみんな少し力んでいた。面白かったのは俊輔とこうたも力んでいた
「今日は優勝することを目標に頑張るぞ」
悠斗はそういい周りの士気があがったきがした
会場の途中まで一緒に行き、入口らへんでみんなと別れた
選手控え室みたいな場所に案内され、少し余った時間で作戦を練った
「さぁ今日は君らが楽しみにしていた選抜大会の時間だ。見ているものは今日の戦いから学ぶことを忘れるなよ」
そういいすぐに大会は始まった。
「ルールは簡単 相手を降参させるか気絶させるか
勝負はそれで決める」
まぁなんともわかりやすいルールなのだろう
「対戦相手は1組vs2組 3組vs4組だ」
少し余裕があるな。そう思い1組と2組の人達を観察することにした
結果は思っていた通り1組の勝ちだった
クラス=強さのこの学園では勝つなど難しいということは一目瞭然だ
「とりあえず先鋒は僕 中堅はほうた 大将はシラムで行こうと思う」
俺もみんなもそれを賛同した
「さぁ先鋒第一試合 3組は秋原 4組は佐賀」
あいての実力がわからない分慎重に行かなければならない
「よろしく」
秋原がそういった直後に試合が始まった
相手は風の魔法を使い牽制しようとした、しかし秋原にそれを読まれかわされてしまった。
「さっきのお返し」
秋原は風と火を同時に繰り出し相手を攻めた
二人ともいい戦いをしているように見えたが、これは蹂躙に近いと思った
そうして秋原は一撃をいれ難なく相手に勝った
「まずは一勝」っと明は嬉しそうに言った
「続く第二試合 3組は佐那原明 4組は加賀吉高」
佐那原は距離をとりながら火の魔法を撃った
しかし相手が水魔法だったのでなかなか攻められなかった
「残念だったね、これでチェックメイトだ」
4組の加賀がそういい佐那原は降参した
「さぁラスト第三試合 3組は中川シラム 4組浜崎かなただ」
二人の戦いはどちらも初手雷魔法で始まった
「精度はこちらが上 だが魔力量は4組の方が少しだけ多い」
シラムは次第に押されていったが、様子を伺っているようだ
「さぁこれでしまいにしよう」
そういいかなり大きな雷魔法の魔法陣を描いた
だがその瞬間に決着はついた
「派手に決めようとするからそうなるんだよ。お疲れさん」
そういいシラムは相手を気絶させた
「なんかしっくりこないが とにかく3組の勝利」
3組の観客席は盛り上がっていた
「さぁ少し休憩して決勝やってくぞ」
間花先生が控え室に来てそういった
「少しトイレ行ってくる」
そういい控え室をでてトイレに向かっていると
「次が楽しみだな」
疾風がそういった
「まだ俺とお前が戦うと決まったわけじゃないだろ」
俺はめんどくさそうに答えた
「あぁでももし当たったらその時は、君の今の実力試させてもらうよ。」
そういい疾風は去っていった
さぁ1回戦無事に勝ち抜けました 次回は迅雷が戦います
1組と2組の戦い詳しく書かなくてすみませんネタが思いつきませんでした