24/24
昔の思い出
玲奈についてはよく知らないが疾風は幼馴染だ。今は腐れ縁となってそうだが。
5歳の頃までよく一緒に遊んでいた記憶がある。離れたのは俺の母が襲われてからだったと思う。
ふとそんなことを考えていると昔の会話を思い出した。
「俺は一番強い魔術師になる」
幼い頃の疾風はそう豪語した。
「じゃあ俺は....」
自分がそのときなんていったかは覚えていない。思い出すほど嫌な記憶が蘇ってくるため、そのうち思い出すことをやめた。
「迅雷聞いているか」
先生にそう言われて俺はビクついた。
「話をちゃんと聞いとけ....全く」
そう言い先生は授業に戻った。
放課後になり自分の寮に戻ろうとした時、先生に呼び出された。さっきの説教だろうか?
内心ドキドキしながら職員室へ向かったが、内容は全く違った。
「お前宛に任務が届いていた。誰がお前に送ったかは知らんがちゃんとやれよ」
俺は事態をよく理解できなかった。適当な返事をし、職員室を出ようとした時先生に言われた。
「その任務、疾風と玲奈にも来てるから、仲良くやれよ。」
今一番関わりたくない2人と合同で任務をすることになり俺は苦い顔をして笑った。




