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目指すべき場所
あれから何時間経ったのだろう。
師匠は報告に向かい、俺は施設の外で待機していた。あの時見た桜が、今も頭の奥に焼きついて離れない
「よく見たか」
戻ってきた師匠はそう言い、俺は無言で頷いた。
「ところでなんか違いに気づいた?」
桜のことばかりが頭に残っていて、他には何も思い当たらなかった。
「色だよ私の炎の色鮮やかだっただろ」
言われてみれば燃えていた時の色は鮮やかだった
「私の炎属性は普通じゃないんだ。紅炎といってね、鮮やかで美しい炎だろ」
俺はまたも頷いた。
「これから君には炎属性から紅炎へと昇華してもらう」
俺は思わず息を呑んだ。
てっきり、生まれつきの体質だと思っていたからだ。
「そのためにもこれから多くの任務に付き合ってもらうから覚悟しといて」
俺は無言で拳を握り、いつも以上に気合を入れた。
なんかやる気出てきたかも




