#94 アイスクリームデート ♡
柔らかな日差しが来る朝になった。
今日もわたしはゆきあくんの布団に潜り込んでいました。
「うふふ、ゆきあくん~」
「香織姉!? 朝からやめてよ~」
わたしはゆきあくんにおっぱいを当てて、誘惑しています。
「ゆきあくん、おはよ~。すりすり~」
「おっぱい当てるのはやめてよ…」
「わたしは気にしないから♪」
「ぼくが気にするからー!」
わたしはわざとゆきあくんを恥ずかしめていて、そんなゆきあくんにドS心がくすぐられる。
ペロっ。
「ひゃん!?」
わたしは朝チューならぬ朝ペロをした。
「ゆきあくん、また後でいちゃいちゃしようね♡」
「う、うん…」
授業が終わり、わたしたちは一緒に下校しています。
「今日は久しぶりに晴れてるね~」
「うん、そういえば香織姉、雨好きなんだよね?」
「うん、雨も好きなんだけど…。やっぱり晴れてる方が好きだよ!」
「そうなんだね」
そんな会話をしながら下校すると、いつものアイス屋さんを見つけた。
「ゆきあくん、ゆきあくん」
「どうしたの香織姉?」
「アイス食べて帰ろー?」
わたしは甘い声でゆきあくんにおねだりした。
「下校中に買い食いしていいのかな?」
「いいのいいの。校則では言われてないから」
「そっか…。それなら…」
「うふっ、ゆきあくんってば真面目だね~」
「そ、そうかな…?」
わたしがそう褒めると、ゆきあくんは照れていた。
「何にする?」
「いつもバニラだったから、他のにしてみるよ」
「そっか~。こっちに、いちご、バナナ、オレンジってフルーツアイスがいっぱいあるよ~」
「本当だ~。いちごにしようかな?」
「いちごね~」
「香織姉はどれにするの?」
「わたしはどうしよっかな?」
何を食べようか迷っていたけど、気になるものを見つけた。
「このバナナチョコミントハワイアンにしようかなー!」
「何その新アイス!?」
新発売のアイスみたいで、ゆきあくんはそれを見てびっくりしていた。
「おいしいのかな?」
「分かんないけど、食べてみたいから」
「そ、そう? それじゃあ席取っとくね」
「お願いね」
わたしが注文している間、ゆきあくんは席を確保しにいってくれてた。
「うふっ、クセがあるけど、すっきりしておいしい♡」
「そうなんだ」
席に着いた後、わたしたちはそれぞれアイスを食べ始めました。
「か、香織姉…」
「ん、な~に?」
わたしはアイスをなめていると、ゆきあくんはアイスを食べずにずっと見つめていた。
「な、なんかすごいなめ方してない?」
「うふふ、気付いちゃった?」
「もしかしてわざと…!?」
わたしが舌をペロっとして言うと、ゆきあくんは動揺していた。
「ゆきあくんも一口どう?」
「えっ!?」
わたしはゆきあくんにもバナナチョコミントハワイアンアイスを食べさせようとした。
だけど、ゆきあくんはドキッとしていた。
「ゆきあくん、遠慮してる? 無理にとは言わないからね」
「どんな味か気になるし、た、食べるよ…」
「じゃあ、あーん」
ゆきあくんは一口だけぱくっと食べた。
「どうー?」
「ん~…ん!? なにこれ、口の中すーすーする!?」
「大丈夫、ゆきあくん!? ゆきあくんには合わなかったみたいだね…」
「複雑すぎる味がするよ…」
「ごめんなさいゆきあくん」
「ううん、食べてみたいと思ったのは本当だから…」
そう言って、ゆきあくんはいちごアイスを黙々と食べ続けた。
「あ」
わたしも黙々と食べ続けていると、あることに気付いた。
「間接キス、しちゃったね」
「ごほっ!?」
わたしが笑顔でそう言うと、ゆきあくんはむせていた。
「香織姉ってば…!? ぼく、そういうの気にしてたから言わないようにしてたのに…」
「そうだったの? ごめんなさい♡」
「すぐ恥ずかしいこと平気で言うんだから…」
ゆきあくんはそう呟きながらも再びアイスを食べ続けた。
「ふぅ~、ごちそうさま~」
「ゆきあくん、食べるの速いね~」
「ま、まぁね…」
わたしもゆきあくんに続けて食べ終わり、ゆきあくんを見つめていた。
「えっ、何香織姉?」
「うふっ、ゆきあくんなめたいなって」
「なんで!?」
「アイスみたいになめてあげるからね」
「ちょ、ちょっと待って…! ひゃん!?」
わたしはゆきあくんのほっぺをアイスのようにゆっくりとなめてあげた。
「うふふ、ごちそうさま…♡」
わたしが舌をペロっと出してそう言うと、ゆきあくんは放心状態になっていた。
「帰ってからもなめてあげようか?」
「いや…、もう十分だよ…」
「そう? わたしはいつでもなめてあげるからね、ゆきあくん♡」
少し早い夏の思い出が出来ました。
読んでいただきありがとうございます。
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