表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
66/155

#65 ポニーテールの幼馴染 ☆

わたしは1階のリビングに降りると、ゆきあくんが心愛ちゃんや心音ちゃんと遊んでいた。

「2人とも来てたんだ~」

「お邪魔してます。すみません、挨拶出来なくて」

「ううん、宿題やってたからね。終わったから一緒に遊べるよ」

そんなわけでわたしも一緒に遊ぶことになった。

途中でゆきあくんはおトイレに行った。


「う~ん」

心音ちゃんは小さい鏡を見ながらうなっていた。


「どうしたの?」

「髪をまとめようと思ってるんだけど、どんな髪型にしようか迷ってるの」

「ふ~ん、良かったらわたしがやってあげようか?」

「香織さん、良いの?」

「うん、良いよ~」

わたしは心音ちゃんの髪をまとめることになった。


「それでどんな風にする?」

「う~ん、香織さんにお任せしようかな?」

「分かった」

心音ちゃんが気に入りそうな髪型ってなんだろう?


「じゃーん、これでどう?」

「ポニーテール?」

わたしとお揃いのポニーテールにしてみた。


「すご~い。あたし、かわいくなってる!」

「気に入ってくれたかな?」

「うん、ありがとう香織さん!」

「うふっ、どういたしまして」

心音ちゃん、満足そうで良かった~。


「香織さん、わたしもお願いしていいですか?」

心愛ちゃんもわたしに髪をお願いしてきた。


「良いよ~。心愛ちゃんはどんな風にする?」

「わたしも香織さんにお任せします」

「分かった、任せて」

心愛ちゃんは何にしようかな?

こういうのはどうかな?


「はい完成」

「わたしもポニーテールですか?」

「うん、心愛ちゃんもわたしとお揃いだよ~」

「ありがとう香織さん」

心愛ちゃんもポニーテールになって嬉しそうにしていた。


「心愛ちゃんもかわいいー」

「似合ってるかな?」

「うん、似合ってるよ」


「ふぅ~。お待たせ、みんな…!?」

ゆきあくんはおトイレから戻ってきたけど、その瞬間、ゆきあくんの視線の先は心愛ちゃんと心音ちゃんに固定された。


「どうしたの? ゆきあくん」

「い、いや、2人ともポニーテールにしたんだね…」

ゆきあくんは顔を赤くしながらそう聞いた。


「うん、香織さんにやってもらったの」

「いつも香織さんのポニーテールに見とれてるから、あたしたちもやってみたの」

「そ、そうなんだ…」

ゆきあくんは思わずうつむいてしまう。

そんなゆきあくんを見てわたしはにやにやしながら、ほっぺをぷにぷにした。


「ゆきあくんってば照れちゃって~。本当にポニーテール好きだね~」

「や、やめてよ…」

ゆきあくんはわたしの長くて上品なポニーテールに触れられながら、ドキドキしている。


「それじゃあ次はゆきあくんの番だね!」

「えっ? ちょ、ちょっと待って! ぼくはやらないよ!?」

「わたし、ゆきあくんの髪気になってたんだよ~」

ゆきあくんは男の子にしては、髪が少し長いのです。


「ゆきあくんはどういう髪型にしちゃおうかな~?」

「なんかやる流れになってない!?」


「わたしはゆきあくんの新しい髪型見てみたいな~」

「あたしも~」

「ふ、二人まで!?」

心愛ちゃんと心音ちゃんも賛成してくれた。


「心愛ちゃん、心音ちゃん。ゆきあくんを抑えてて。わたしが髪やるから」

「はい!」

「うん!」

「えっ、ちょ、ちょっと!」

心愛ちゃんや心音ちゃんにゆきあくんを抑えてもらった。


「か、香織姉、近い…!」

「うふっ、ゆきあくんかわいい…。大丈夫、優しくするから」

そう言って、わたしはゆきあくんの髪をある髪型にしてみた。




「じゃーん、どうかな?」

「えっ、これがぼく?」

ゆきあくんをツインハーフにさせてみました♪


「ゆきあくんかわいい…!」

「うん、あたしたちよりも女の子みたいになってるよ~」

心愛ちゃんと心音ちゃんもメロメロです♪


「あ、ありがとう2人とも…」

ゆきあくんは苦笑いしていた。


「そういえば香織さんは髪型変えないんですか?」

「確かに香織さんっていつもポニーテールだよね~。他の髪型にしてるとこ見たことないかも~」

2人はわたしにそう聞いた。


「わたし、元々ポニーテールが好きだからね。それにわたしがポニーテールにしてるのは、ゆきあくんのためでもあるんだよ~。前に違う髪型にしてみようと思ったことあるんだけど、ゆきあくんってばそれ聞いて『やめて! 変えないで!』って反対してたんだよ~」

「えっ!? そ、そうだったっけ?」

「そうだよ~。あの時のゆきあくんもかわいかったな~」

ゆきあくんは顔を真っ赤にして恥ずかしそうにしている。


「そうだったんだね~」

「そういえば葵ちゃんもポニーテールだけど、ポニーテールの子みんな好きなの?」

「う~ん、でもやっぱり香織姉が一番かな…」

ゆきあくんは小さい声でそう言った。


「もうゆきあくんってば~」

わたしは嬉しくなってゆきあくんを抱きしめた。


「まったくゆきあくんってばシスコンだね~」

「本当、そこがゆきあくんのいいところだけどね」

心愛ちゃんと心音ちゃんもゆきあくんの頭をなでた。


「もうみんなやめてよ~」

『ゆきあくん、かわいい~』

わたしたち3人揃って、そう言った。




読んでいただきありがとうございます。


面白いと思った方、ブックマークやご感想、いいね、SNSのシェア、よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ