#59 姉弟いちゃいちゃタイム ♡
「う~ん…」
「あっ、起きた。おはようゆきあくん」
新しい朝を迎えて、ゆきあくんが目を覚ました。
「うふふ♡」
「どうしたの香織姉?」
「ごめんなさい。昨日のゆきあくんがとってもかわいかったから♡」
「ふぇ!? か、香織姉やめてよ…」
「だって、かわいいんだもん。まだ2人は寝てるみたいだから先に降りよう」
「うん、そうだね」
わたしたちは一足先にリビングに向かった。
「あっ、そうだ。明日聖来ちゃんの誕生日パーティー、家でやることにしたんだけど、いいかな?」
「そっか、明日聖来さんの誕生日か。うん良いよ」
「ありがとうゆきあくん」
わたしとゆきあくんがこんな会話をしていると、
「おはよ~う」
「おはよう…」
心愛ちゃんと心音ちゃんが起きてきた。
「おはよう2人とも。あれ、どうしたの心愛ちゃん?」
「ちょっといろいろあったので…」
「あ~…」
心愛ちゃんは少し寝付けなかったみたいで、ゆきあくんは何かを察した。
朝の7時。
わたしたちは朝食を食べ始めた。
「2人ともおいしい?」
「うん、とってもおいしいよ」
「はい! この卵焼きも甘くておいしいです」
「良かった~。2人のために甘くしてみたんだ~」
2人に味はどうか聞いてみたけど、2人とも満足そうで良かった~。
隣に座ってるゆきあくんを見ると、手が止まって、わたしを見ていた。
「どうしたの? 食べないの?」
「あっ、今食べるよ」
「もしかしてわたしのおっぱい見てたの? ゆきあくんのおっぱい好き~」
「ふぇ!? ち、違うよ!?」
わたしはにやにやしながらそう言うと、ゆきあくんは否定した。
「…ねえ、ゆきあくん」
「うん?」
顔を赤く染めるゆきあくんに、わたしは豆腐を出した。
「ほら、あーん」
「えっ、今!?」
「久しぶりにあーんしたくなったから」
「2人の前で恥ずかしいよ…」
ゆきあくんは再び顔を赤らめた。
「ゆきあくん、あーんして欲しいな」
「ほら、ゆきあくん。愛しのお姉さんからあーんをしてくれてるからやってよ~」
心愛ちゃんと心音ちゃんも興味深々に見ていた。
「い、愛しのって…。あ、あーん」
ゆきあくんはずっと恥ずかしそうにしながらも、何とか食べてくれた。
「ゆきあくん、おいしい?」
「うん」
「良かった~」
それを見ていた2人も黄色い声をあげていた。
「ねえ、心愛ちゃん。あたしにもあーんしてくれないかな?」
「心音ったらしょうがないわね~。はい、あーん」
心愛ちゃんは、心音ちゃんに卵焼きをあーんさせていた。
2人も仲がいいね~。
2人が帰った後、ゆきあくんは一足先に自室に入っていった。
ゆきあくんのところに向かった。
「ゆきあくん、入るよ~」
「…ふぇ!? い、いいよ!」
ゆきあくんの声が聞こえたけど、何かあせったような気がした。
ドアを開けると、ゆきあくんは不自然にくつろいでいた。
「あれ? ゆきあくん…どうしたの?」
「何でもないよ…。ちょっとびっくりしただけだから」
「うふっ、ゆきあくんかわいい…。わたしに何か隠してない?」
「えっ、何で!?」
「さっき、わたしが入ろうとしたとき、すごい慌ててたよね?」
「そ、そんなことないよ…」
うふっ、ゆきあくんってば噓付くの苦手だよね~。
そしたら、ゆきあくんが後ろで何か隠しているのが分かった。
「ゆきあくん、後ろに何かな~い?」
「ふぇ!?」
「うふふ、わたしに見せれないものかな?」
「いや、そういうわけじゃ…。香織姉のものを借りてるだけだから…」
「わたしの? そうなんだ~。じゃあ見せてよ」
「う、うん…」
そう観念して、ゆきあくんはわたしに隠しているものを渡した。
「あれ、これってわたしがこの前買った姉弟漫画じゃん?」
「う、うん。ちょっと気になっちゃったから…」
ゆきあくんってば、こういうのに興味持っちゃったんだね♪
「うふっ、うふふっ、ゆきあくんのエッチ」
「もうやめてよ…」
ゆきあくんは恥ずかしそうにしていた。
「わたしに頼んでもいいんだよ? いくらでも見せてあげるから」
「香織姉に頼むのはちょっと恥ずかしいよ…」
「もう、なんでよ~。エッチなことしちゃうよ~」
「な、なんで!?」
「うふふ~、恥ずかしがってるゆきあくんもかわいいねっ!」
わたしは、いつものようにゆきあくんをからかっている。
「もうっ、ゆきあくんがいじわるをしたから、罰として今夜はわたしと一緒に寝てもらいます」
「え~、いじわるしてないのに?」
「うふっ、わたしが一緒に寝たいだけだよ~。おねが~い♪」
「うっ、う~、一緒に寝るよ…」
「ありがとうゆきあくん!」
わたしは満面の笑みを浮かべた。
それから眠る時間になり、わたしはうきうきでゆきあくんに声をかけました。
「ゆきあくん、おまたせ~♪ 添い寝の時間だよっ」
「い、いや、待ってないよ」
「またまた~ 本当はわたしと一緒に寝たいくせに~」
「ふぇ!? 香織姉はどうしてぼくの考えてることが分かるの!?」
「ゆきあくんが考えてることは、わたしには分かるんだからね♪ わたしに添い寝して欲しくて仕方がないんでしょー?」
「うぅ~、恥ずかしい…」
「うふっ、かわいい♪ お邪魔しま~す」
わたしはゆきあくんの布団に入った。
「うふふ~ ゆきあくん、温か~い」
わたしはゆきあくんを抱きついた。
「こうして、くっついてると安心するね」
「うん、ぼくも安心する…」
「ゆきあくんってばわたしのこと好きなんだから~」
「…!? も、もう寝るよ! おやすみ!」
ゆきあくんは恥ずかしくなって、布団を顔に被せた。
「ゆきあくんってば恥ずかしがっちゃって~。それじゃあわたしも寝よう♪ おやすみゆきあくん♪」
わたしもゆきあくんの頭をなでてからゆっくり寝ました。
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