#57 かわいいパジャマパーティー ♡
『お邪魔しま~す』
夕方ごろに、心愛ちゃんと心音ちゃんが遊びに来ました。
今日はゴールデンウィークということで、2人が泊まりに来てくれたのです。
「いらっしゃい2人とも」
「今日はありがとね、ゆきあくん。ゴールデンウィークに泊まらせていただいて」
「ゆきあくんと泊まるの久しぶりだな~」
「あはは、そうでもないよ…」
心愛ちゃんと心音ちゃんにそう言われて、ゆきあくんも苦笑している。
「うふふ、今日はゆっくりしていってね」
「ありがとう香織さん」
「香織さん、今日の夕食は何ですか?」
「みんなのリクエストで何か作るよ♪ 何がいいかな?」
わたしがそう聞くと、みんなで口を揃えてリクエストを答えた。
「カレー!」
「ハンバーグ!」
「りんごうさぎ!」
「みんなバラバラだね…。心愛ちゃんもおやつじゃないよ」
「あっ、わたしとしたことがごめんなさい」
「うふふ、別に良いよ」
そんなやり取りもしつつ、わたしは夕食を作り始めた。
その間、ゆきあくんたちには温泉に入ってもらうことにした。
「わー、凄いねこのパジャマー」
「少し恥ずかしいですけど、とてもかわいいですよ」
「ありがとう2人とも♪」
心愛ちゃんと心音ちゃんに今回のお泊まり用にわたしのお下がりのパジャマを着せてもらった。
2人ともとても似合っていてかわいい!
「それはいいんだけどー…何でぼくまで着ることになってるの!?」
ゆきあくんにも着させちゃいました♪
「ゆきあくんにもかわいいパジャマ着させたかったんだも~ん」
「うぅ~」
恥ずかしがってるゆきあくんもかわいい…。
「大丈夫だよゆきあくん。かわいいパジャマパーティーにぴったりだから」
「かわいいパジャマパーティーって?」
「みんなでかわいいパジャマ着て泊まるの」
「そのまんまだった!?」
心音ちゃんの説明を聞いて、ゆきあくんは思わず突っ込んだ。
「それじゃあ、みんな夕食にしましょう。みんなのリクエストをまとめてハンバーグカレーにしたよー」
「うわぁーおいしそう…!」
「カレーにこの間心愛ちゃんが持って来てくれたりんごも入ってるから甘くておいしいよ」
「うわぁー食べよう食べよう!」
わたしが作ったのは、りんご入りのハンバーグカレーです。
『いただきまーす!』
ゆきあくんたちは早速食べ始めた。
パクっ!
『おいしーい!』
「すごいね! 香織さんの料理、本当においしいよ!」
心音ちゃんはわたしの料理に感動している。
ゆきあくんと心愛ちゃんはよっぽどおいしかったのかパクパクと食べ続けている。
「うふふ、そうかな?」
「そうだよ~。ゆきあくんがほめるのも頷けるよー」
「えっ? ま、まぁね…」
ゆきあくんはわたしがほめられて嬉しくなってるのか、笑顔が溢れ出ている。
「もうゆきあくんってば照れちゃってる~。かわいいー♡」
「もう香織姉ってば、くすぐったいよー」
「うふふ、ゆきあく~ん」
わたしは我慢出来なくなってゆきあくんをもふり始めた。
「2人とも本当に仲良しだね」
「香織さん、本当にゆきあくんのこと好きですよね」
「うん…。大好き♡ ゆきあくん、優しいし、小さくてかわいいんだもん」
「あ、ありがとう…」
わたしがそう言うとゆきあくんは顔を真っ赤にしている。
「は~、おいしかったな~」
「ありがとう香織さん」
「うふっ、どういたしまして♪」
みんなおいしそうにハンバーグカレーを平らげて、みんな満足そうにしていた。
「それで次はどうしようか?」
「ネットでパジャマパーティーですること調べてみる?」
「お願いー」
心愛ちゃんがスマホで調べました。
「えっと…パジャマを着てお菓子を用意する、楽しくお話しする、ゲームしたりアルバムを見るのもいいかもだって」
「そっかー、じゃあ楽しい話しよう!」
みんなで楽しい話をすることになった。
「楽しい話ね…。心音は何かあるの?」
「あたしね~、この間かわいい傘買ったの~。だから雨降るの楽しみなんだ~♪」
「…。オチは?」
「もっと興味もってよー! 心愛ちゃんは何か楽しい話ない?」
「うーん…。あっそういえばこの前、昼間にコンビニ行ったとき、ゆきあくんと香織さんを見かけたんだ」
「うんそれでそれで?」
「香織さんがゆきあくんのことを思いっきり抱きしめていたよ」
えっ、心愛ちゃんにその時、見られてたんだ~!?
「ちょっと待って!? 見てたの!?」
「うん…たまたまね」
ゆきあくんも凄い慌てている。
「それじゃあわたしがとっておきのゆきあくんの話しようかな」
「何で!?」
「うふふ~、ゆきあくんってばいつもわたしのおっぱいを見るんだよ~。それでいっぱいおっぱいを触らせてほしいって言ってきたんだよ~。全く大変だったよ~」
「ちょっと待って…! おっぱい触らせてほしいなんて言ったことないよ!?」
「うふふ、ごめんなさい。噓ついて話盛っちゃった~♪ でもわたしのおっぱいを見てるのは本当でしょ~?」
「うっ…!」
「もうゆきあくんってばかわいい~」
「ゲ、ゲームでもしよう!」
わたしがゆきあくんをからかっていると、ゆきあくんはゲームをやることを提案した。
「うんいいよ。あっそうだ! 2人に見せたいものあるの」
「見せたいもの?」
「なんだろう?」
「ジャーン! わたしのスマホにゆきあくんフォルダがあるから見る?」
わたしが提案すると、2人とも目をキラキラと輝かせた。
「えっ、そんなのあるんですか!?」
「見たい見たい♪」
「ちょっと待って…!?」
わたしのフォルダを2人にも見せた。
「わ~これ懐かしー」
「この時のゆきあくんかわいかったよね」
「でもゆきあくんだけじゃなくてあたしたちの写真もあるね」
「3人とも楽しそうに遊んでたからつい撮っちゃったの♪」
わたしは2人にそう説明した。
よく見るとゆきあくんはずっと恥ずかしそうに顔を隠している。
「そういえばわたしたち、ゆきあくんを恥ずかしい目にあわせちゃってるね。ごめんなさい」
「ふぇ!? べ、別に良いよ…。みんなが楽しければそれでいいから」
「うふっ、ゆきあくん本当に優しいね。ありがとう♪」
「ぼくも見ていいかな…」
「ゆきあくんも見たいんだねー。良いよ~」
ゆきあくんもわたしのフォルダを見ることにしました。
それからみんなでいろんなゲームをして、いっぱい楽しみました。
読んでいただきありがとうございます。
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