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#103 どうしてもいたずらしたい香織 ♡

わたしは自室でゆきあくんの漫画をベッドに座りながら読んでいます。

漫画の内容は女子高生の主人公が妹が連れて来た男の子の友達に一目ぼれして、友達になろうとするお話しです。


「香織姉、入るよ~」

「うん、どうしたのかな?」

「忘れ物あったから取りに来たの」

「そうなんだ~」

ゆきあくんはリビングで宿題をやっていて、忘れ物を取りに部屋に来ました。


「あれ、その漫画…」

「うん。ゆきあくんの漫画借りてるよ~。それにしてもこういうのが好きなんだね~。ゆきあくんのエッチ」

「えっ、今のエッチ!?」

「うふふ、冗談だよ~。それよりもゆきあくんって漫画のキャラで誰が1番好きなの?」

わたしは興味本位で聞いてみた。


「ぼくが好きなのは水色の髪のポニーテールをしたお姉さんかな…。とても優しくて親切にしてくれるみたいなんだよ」

「そうなんだ~。それにしてもこのお姉さん、わたしに似てない?」

「あっ!」

「ふ~ん、わたしに似てるから好きってことなのかな?」

「き、気にしないで…!」

「うふっ、ゆきあくんってば~」

ゆきあくんは誤魔化すように、リビングに戻っていった。

わたしも漫画を読み終えたので、リビングに向かった。


「ゆきあく~ん」

「あれ、香織姉?」

「暇だからここに来ちゃった♪」

後ろに手を当てながら笑顔でそう言った。


「ゆきあくん、そういえば最近キスしてないよね?」

「えっ!? そ、そうだっけ…?」

わたしは何気なくそう言うと、ゆきあくんは分かりやすく動揺した。


「わたし、キスしたいなー」

「しゅ、宿題終わったらね!」

「宿題終わったらね? 分かった、待ってるからね♡」

わたしは元気よくそう言った。


「飲み物どーぞ」

「…! あ、ありがとう…」

ゆきあくんは少しずつ宿題を進めていた。

気のせいなのか、ゆきあくんはさっきからずっと顔を真っ赤にしている。

どうしてかな…?


「香織姉…」

「ん、どうしたの? 何か分からないところあった?」

「いや、そうじゃなくて…。香織姉にずっと言いたいことがあったんだけど、言えなくて…」

「なにかな? 言っていいよ」

「う、うん…。じゃ、じゃあ言うけど…」

「うん」

「なんで服着てないの!?」

ゆきあくんは恥ずかしそうに声を大にして聞いた。


「だってー暑いんだもん」

「暑いからって弟の前で全裸になる!?」

「なんでよー。姉弟なんだから別にいいでしょー?」

「気にするから…」

「わたしは気にしてないから♪」

「ぼくが気にするの!」

うふふ、ゆきあくんかわいい~。

これだから、ゆきあくんにいたずらしたくなっちゃうんだよ~。


「香織姉、そろそろ服着てくれないかな?」

「えー、やだ」

「やだって…。もう分かったよ…」

ゆきあくんは諦めたようで宿題を進めた。

やっぱりゆきあくん、優しいね…。

わたしはゆきあくんの隣に座って、見守っている。

あれから数十分経つけど、まだほっぺと耳がまっかっかだね…。

ゆきあくんも本当は甘えたいってわたしは知ってるからね。

わたしは我慢出来ずにゆきあくんの耳にふーとした。


「ふわぁー!?」

そしてゆきあくんの耳をペロっとなめた。


「ひゃ!? な、な、な、なんで耳なめたの!?」

「ごめんなさい♪ ゆきあくんの反応がかわいくてついついいたずらしちゃった♡」

わたしは舌を出しながらそう言った。


「や、やめてよ、香織姉…」

「やーだ。もう我慢できないから!」

「えっ…?」

「うふふ、わたしもう我慢出来ないからキスしちゃうよ?」

「香織姉…。も、もう分かったよ…」

「ありがとう♪ じゃあキスするね」

わたしはようやく満を持してゆきあくんとキスすることが出来ました。


「どうだったゆきあくん?」

「う、うん…」

ゆきあくんはそれしか言えていなかった。


「うふふ、ゆきあくんってば本当にかわいいんだから♡」

「もう香織姉はドS過ぎて大変だよ…」

「ゆきあくん、ごめんなさい♪」

わたしはまた笑顔でそう言った。




「ふぅ~、やっと終わった~」

「お疲れ様~」

ゆきあくんはようやく宿題を終わらせたみたいです。


「あれ、まだ着てなかったの!?」

「うん、これから温泉入るつもりだったしね。ゆきあくん一緒に入らない? ご褒美だからね~」

「ご褒美?」

「そうだよ~。いいよね、ゆきあくん?」

「う~ん…。うん、いいよ」

「やった~♪ ゆきあくんありがと~。それじゃあいこう!」

「あっ、ちょっと…!?」

わたしはゆきあくんの手を引っ張って温泉へと連れて行きました♪




読んでいただきありがとうございます。


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