表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

瓦黒く

作者: 人間詩人

雨の色でネズミ色の瓦が

照りを見せながら黒く染まる


周りの木々たちは変わらず

緑色を出している

午後からの激しい雨の予報が気に掛かってしまう


風の強さが見張るように

感じる

時折吹く強い風は台風のようかと思わせる

やはり雨降りは嫌だ


目に見えるほどの雨の粒は

白い色に感じてくる

やがて地面を覆い尽くすようになり

水溜まりを作り出すから

極小の池のようである


それにしても悪天候なのだが風情を覚えるのも

不思議なことである

ずっと曇り空が見えてばかりであり

青空を拝んだことが少なすぎる季節となる

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 瓦が見える日常の描写を読んで、田舎の事を思い出しました。 春の雨って、どこか懐かしい匂いがする気がしました。たぶんその記憶は、花の香りとセットになっているのかもしれない。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ