異世界でのチート能力について考えてニヤニヤしていたらば、結構ガチで気持ち悪いと言われてへこみました。
宿屋に戻って夕食を食べて少しゆっくりする。
夕食はグリーンワンドミルの肉と野菜炒めのチャーハンのようなものだった。
肉は牛肉のような味だった。
ぜひ魔物としているならばぜひ狩って焼き肉にした。
チャーハンの米は日本の米とはもちろん違うが米のようなものがあることに驚きだった。
味は日本の米よりも正直美味しくないけどでも米があるというだけで正直ありがたい。
そのうち大量に米を買って料理でもしよう。
今日の野菜炒めのチャーハンみたいなご飯も美味しかったけど、もっとシンプルに、バターでにんにくを少し焦がして豚肉炒めて、長ネギとご飯、味付けは中華味と醤油で最後に卵を…。
考えただけでもご飯を食べたのにお腹が空いてくる。
日本の料理の再現できるものはしていきたいな。
最近は社畜としてコンビニ弁当が多かったが自炊をしていた時期もあったので少しは料理ができる。
少し落ち着いたらば家でも買って料理をしよう。調味料もどんなものがあるのか確認しないと。
それにしても今日は色々ありすぎた。
初めてオークの群れに突っ込み。日本で見たことのないお金をもらって、暗殺者にも命を狙われ、作った剣は魔剣だったり、ラッキーの強さを知ったり。
チートな賢者や勇者にはなれなかったけどそれでもなかなかいい感じできている。
あとは今回かなりの魔物を倒したからきっとレベルと共にHP・MPもチートなくらいあがっているはずだ。
これで俺もチート冒険者の仲間入りをはたせることだろう。
あとは旅の安全も確保されて悠々自適な異世界旅行を堪能しようじゃないか。
そんなことをニヤニヤしながら考え、早速自分のステータスを確認してみる。
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マモル
職業 テイマー
スキル 料理 魔物解体(+1) 薬草処方 鍛冶(+1) 回復薬製造(+1) 武器製造(+2) 防具製造 発掘 生活魔法(+3) 鑑定 交渉(+1) 剣技(+4) 気配感知 暗躍
属性 なし
レベル 25
HP 50/50
MP 50/50
賞罰 なし
従魔 スライム(ラッキー)
オークキング以下11匹(マジックボックス収納)
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あれ…おかしい。暗躍って言うスキル何?なんかこんな物騒なスキルいらないんだけど。
暗殺者に狙われたから?
それよりももっとおかしいのは…。
その時頭の中にシェル―の声がする。
「プププ…HPとMP50のままって(笑)
これで俺もチート冒険者の仲間入りかってどや顔しながら考えてやんの(笑)
マスター弱すぎるから(笑)まだチート冒険者の足元にも及ばないから(笑)
むしろチート冒険者の仲間入りどころか一般冒険者と同じくらいだっていうのに(笑)
あぁ恥ずかしい。
マジでニヤニヤしてた顔本当に気持ち悪かったから気を付けた方がいいよ(笑)」
急に恥ずかしさがこみあげてくる。
「何だよ。そんなこと言うためにでてきたのかよ。」
シェル―はよほどツボにはまったのか頭のなかでずっと笑っている。
「いや、ごめん。それにしてもチートな冒険者…さすがマスターセンスあるよ。」
それからシェル―に散々チート冒険者にからかわれたあと。
「それで本題は別にあって生活魔法の中に時魔法が増えたら教えてやろうかと思ってさ。」
「時魔法?それって時空を超えて未来へ行ったり、過去へ戻ったり?」
そんな魔法があるならば夢が広がるし、未来のベストセラー商品をこっちにもって帰ってきたり未来の技術を使って…後は過去に今の技術を売って大量に金を…(ゲスイ考えばかり頭の中に一瞬よぎる)
「えっまじで言ってる?プッ…ハハハ。ちょっとマスター普通に考えてみてよ。HP・MPがMAX50の人がそんなチートな魔法覚えられるわけないでしょ(笑)ナイスギャグセンス(笑)できたってせいぜい20㎝四方の箱の中の時間を進めることくらいよ。本当マスター面白いよね。」
「後は気配感知も覚えたけど、マスターのMPだとちょっと実用的ではないかもしれないから。ラッキーくんにまわりで変な動きしている人がいたらば教えてもらったほうがいいかな。しかし、マスター転移者なのにホント残念男だね。略してザンオだね(笑)」
「いや、そこまで言われたくないし。そんなザンオを担当してるシェル―は残念シェルーだね。」
そんな不毛な争いを頭の中でしていると不思議に思ったラッキーが、
「マスター寝た方がいいです。一人で怒ったり、喜んだり、悲しんだり、恥ずかしそうだったり今日のマスターはとくにおかしいです。」
と真面目に心配されたのでラッキーにもシェル―の存在を説明してみたが理解はできなかったようだ。
ラッキーのとくにおかしいです。って言葉に少しひっかかったがここはあえてスルーをした。
ラッキーくん「とく」にってことは普段も少しおかしいように聞こえるがね。私はおかしくはないぞ。全然普通だからね。ちょっとこっちの常識に慣れてないだけだから。
僕は大人だから聞こえなかったフリができるからね。これ以上はツッコまないよ。
と心の中で散々ツッコミスライム言ったことだからと無理矢理自分を納得させた。
全然おかしくないもん…グスン。
シェル―から最後に「もう少しレベルが上がれば念話とかで私とマスターとラッキーを繋ぐこともできるようになるからレベルあげしなさい。」ってなぜか上から目線で言われたが憎めない奴なのでそんな嫌な気はしない。
とにかくレベルをあげるしかないようだ。
ギルドマスターのことを追い詰める方法も考えなければいけないが、黒い妖精のことなども気になる。
ラッキーに一応黒い妖精のことを聞いてみたがラッキーの言う黒ちゃんとは関係がないようだ。
あと、オーク族を平気で倒していたのでラッキーを褒めてあげると不思議そうな顔をしながら、
「ん?マスター食料に種族も何もないですよー。ご飯に負けてたらば生きていけないです。」
と言われてしまった。オーク族はラッキーの中では一種族ではなく食料として見ているらしい。
スライムはオーク族を食べるのがこの世界の常識なのか?いやラッキーに常識を求めてはいけない。
ラッキーはきっと特殊な環境で生活してきたに違いない。でなければあんな隠蔽されているわけがないのだから。
さて、ゆっくりとして寝たいがまだやっておくべき作業がある。
今度は買って来た小瓶に回復薬を小分けにしていれていく。
薬草さえあればすぐに使うことはできるが、高回復、中回復、小回復の小瓶を作って仕分けしておけば無駄になることもないだろう。小瓶は大小全部で383本あったので大きい瓶には小回復薬をいれ、残りを中回復薬と高回復薬でわける。
正直どれくらい飲めばどれだけ回復するかなんてわからない。だけど、誰かで実験するわけにもいかないしとりあえず少し多めに飲ませておけば間違いないだろう。
あと自分のMPの消費もちょっと確認をしておきたかった。
魔法を使うとMPが消費するのが当たり前だが実際どれくらいの量が消費されているのか全然わからないからだ。
383本に回復薬を入れ終え、早速自分のステータスを確認してみる。
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マモル
職業 テイマー
スキル 料理 魔物解体(+1) 薬草処方 鍛冶(+1) 回復薬製造(+1) 武器製造(+2) 防具製造 発掘 生活魔法(+3) 鑑定 交渉(+1) 剣技(+4) 気配感知 暗躍
属性 なし
レベル 25
HP 50/50
MP 50/50
賞罰 なし
従魔 スライム(ラッキー)
オークキング以下11匹(マジックボックス収納)
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まったく変わっていなかった。回復薬の作成にはMPを使わないということなのだろうか?
それともこの画面の大本はシェル―だったはずだ。シェル―がポンコ…と考えたところまででなぜか背中に悪寒が走ったためそれ以上深く考えるのをやめた。
なぜかわからないがシェル―を怒らせるのは危険な気がしたからだ。




