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お嬢様、大丈夫でございますよ。  作者: キテレツ3951
おばあさまのお話
2/10

プロローグ2

怪物バケモノが封印されてからしばらく時が過ぎると、大国の人たちはまた戦争を始めました。


戦争をやめたのは怪物バケモノが止めたから。

戦争をしなくなっていたのは、怪物バケモノが怖かったから。

そして連合軍を組んだのは怪物バケモノを倒すため。

怪物バケモノが封印された今、もはや国同士が力を合わせる意味はなかったのです。


怪物バケモノに怯えていた今までの鬱憤を晴らすように戦争の勢いは苛烈を極めました。

その勢いは怪物バケモノが一人で止めた戦争をはるかにしのぐものでした。


そしてこの戦争に触発されたのか、他の国々も戦争を始めてしまいました。


戦争に巻き込まれる人たちは戦争を止めてくれる存在を望みましたが、前回戦争を止めた怪物

《バケモノ》は封印されているので、誰にも戦争を止めることはできませんでした。



ーーーーーーーーー


しばらくの時が過ぎ、


たくさんの戦争が始まり、たくさんの国が滅び、またたくさんの国ができました。


最初に戦争を始めた国同士は、また別の国と戦争を始め、その国を取り込んだり、また取り込まれたりして、もう元の国とは違う国になっていました。


怪物バケモノに助けを求め、また怪物バケモノに封印されてくれることを願った村は、戦争に巻き込まれたことでもう滅びていました。


ーーーーーーーーー


ある時、北のほうから人間とは異なる人型生命体が現れました。


北の方角には深い森と高い山があり、人間は住むこともできなかったのです。


彼らは自身を魔族と名乗りました。


人間はこの魔族の出現に脅威を感じました。

この者たちが国を作り出したら勝てない、と。

そしてある1つの国が魔族たちを滅ぼそうとしました。


この国は規模としては大きい部類なので人間側は勝つことを疑ってはいませんでした。


しかし結果は人間側の惨敗でした。


まだ現れて間も無く、国として出来上がっていない魔族たちに人間は負けたのです。


このことに人間側は大きな衝撃を受けました。

そして

魔族がいることでの利益を考え、戦うよりも、共存していたほうがいいという考えに変わって行きました。


なので人間側はしばらく様子を見ることにしました。

魔族側も人間側に何かすることはありませんでした。


またしばらくすると、魔族たちは国を形成し始めました。


その国は人間が住んでいた場所から北にある、とても高い山の上に作られたようでした。

その山の手前にはとても広い森が広がっており、尚且つ人間には登れないと言われているほどに危険なので、本当にそこに国ができたのかどうかを視認したものはいません。


魔族の王は自らを魔王と名乗りました。


魔王は人間側に会談を求めました。


人間側はこれが魔族との仲をよくする機会だと思い、その会談を快く受け入れました。


会談は人間側の中でも大きな国の1つで行われました。


会談は、人間側からは、たくさんの国々が出席し、魔族側からは魔王とその部下が数人とで行われました。


人間側は魔族とこれから仲良くして行きたいという内容の話をしましたが、

魔王は違いました。


魔王は人間側に魔族の国の属国になることを言ってきたのです。


人間側はこれに大きく反対しました。

そして戦争になる旨も伝えましたが、


魔王はそれに望むところだと微笑を浮かべ、国に帰って行きました。


人間側はすぐに戦争の準備を始めました。


こうして第二次連合軍が組織されたのです。


多分プロローグ4くらいまでいくと思います。

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