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巻頭歌『ふしぎないのち』
ふしぎないのち
ふしぎないのち
わらって
ないて
よろこんで
かなしんで
生きてる
生きてる
生きてる
ふしぎないのち
ふしぎないのち
おおぞらをとんで
だいちをかけて
くうきをすいこんで
しぜんをかんじる
いいこと
わるいこと
誰にもわからない
ふしぎないのち
ふしぎないのち
りっぱなおしろがみえる
にぎやかなまちがみえる
おおきなもりがみえる
まっさおなうみがみえる
ここからのけしき
これからどう変わる
みんながみている
ふしぎないのち
ふしぎないのち
おはなしをしよう
おしゃべりをしよう
かいわをしよう
ざつだんをしよう
意味なんてないかもしれないけれど
ぜんぜんかまわない
かんけいない