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聖戦に舞う不死鳥たち  作者: 戯画葉異図
第四幕 推断し、向かう。
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【城下町】城へと続く大通り・六

『リレイド』ゼフィオン国に仕える遊撃隊兵。

   巳の刻。リレイド、城下町の、城へと続く大通りにて。


『リレイド』………………え? 痛っ……!


   突如、何かがリレイドに当たる――トマト。


『リレイド』な、何……? トマト…………? だ、誰が……投げたの…………?


   リレイド、周囲を見回す――人ごみになっており、誰が投げたのかが判然としない。


『リレイド』あ……、せ……制服が…………あ…………。


   その時、二人の防衛隊兵、こちらに駆けて来る。


『第一の防衛隊兵』コラーー! そこ、何をやっている!

『第二の防衛隊兵』リレイド殿っ、大丈夫ですか? お怪我は……。

『リレイド』い、いや、私は大丈夫……。

『第一の防衛隊兵』ぬう、これは酷いな……。(大声で)誰が投げた? 誰か、犯人を見た者は居らぬか?


   静まり返る――辺りからの反応は無い。


『第二の防衛隊兵』誰も見てないのか……。……リレイド殿、リレイド殿は城にお戻り下さい。ここは私達にお任せ下さい。

『リレイド』あ、有り難う、恩に着るわ……。


   リレイド、その場を離れ、再び城へ向かう。


『リレイド』………………襲撃事件で死んだ兵の…………その遺族だろうか………………。それとも………………。

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