表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖戦に舞う不死鳥たち  作者: 戯画葉異図
第四幕 推断し、向かう。
140/346

【城下町】城へと続く大通り・一

『ココ』王城に仕える料理人。

   巳の刻。ココ、城下町の、城へと続く大通りにて。


『ココ』おかしいよ……絶対におかしい……。どうして僕はこんな所に…………。こんな事してる時間が有るのなら、料理の勉強をしていた方が…………、うん、その方が、絶対に有効な時間の使い方だよなあ……。はあ…………。料理長は、僕の事がお嫌いなのだろうか……。だから、こんな物を……。


   ココ、ポケットから紙切れを取り出す――御使いのメモ。


『ココ』……持たせられるのかなあ…………。……何にしても、僕が今買い出しを頼まれている事は紛れもなく事実な訳で……それを頼んでいるのは、僕が尊敬して止まない、あの料理長な訳で…………。そうだ……、簡単な話だ。僕はただ、頼まれた事をきちんとやれば良いだけ話なんだ。その内容がどうのこうのって、そんな子供みたいな事をしていちゃあ、僕は、立派な料理人どころか、ちゃんとした大人にもなれないんだろうな…………。……うん、そうだ、ごちゃごちゃ言ってないで、さっさと済ませてしまおう。そうするべきなんだ、今は………………。


   ココ、最初に寄るべき店に入る。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ