EC//商学科:栗原千恵美(1×歳)
栗原千恵美の父は大手不動産会社の社長。
主には政治家の所有地に公共施設を建造し、都市開発を行っている。
自治体は政治家に賃料を支払わなければならないため、悪徳政治家と手を組み、入札も出来レースとなっている。
千恵美は超スパルタである桜女子学園には入学したくなかった。
青春もなく、女子寮で引きこもる毎日。
お上お墨付きの不動産会社の令嬢ということで、裏口入学。
商学科では、ストレートに宅建クラスになった。
賃貸契約においてはマイホームと違って税制控除はない。
だが、平成33年に賃貸契約のアパートなどであっても家賃控除がスタートした。
千恵美の父親はこの法案を5年前から政治家がゲロっていたので知っており、賃貸契約を専門とした〝賃貸ショップ〟一斉に展開し、IRを発表してからの10日連続でS高を記録。インサイダー取引で巨額の資金を得たのだ。
しかしながら、政策には理由があり、中年になっても実家で年老いた母親にメシと風呂を作ってもらい、洗濯、畳までさせて、給料は自分の小遣いという40過ぎの子供オジサンが我国で激増してしまったのだ。
更には、親にパラサイトし、子供部屋で暮らす働かないオッサンまでいる。
少しでも独立させよう。
消費を促し、経済を活性化させようという試みだったが、その政策は新築を警戒した若い夫婦には一定の評価を得られ、空きアパートも減少。
3年生までに宅建とFP2級の取得は必須。
勉強が苦手であるのにエリートコースに突き飛ばしたのは、父親もスパルタであるからだ。
睡眠時間を削りながら、なんとか宅建を取得できた千恵美はゲーハーに過酷な性暴力を受けていた。
最終的には休日も女子寮で引きこもるまでに至ってしまった。
営業の世界で活躍する千恵美の根暗な性格が適正に合っていないのではないかと、ゲーハーは千恵美にピンサロ風なサービスでフェラを強要したのだ。
もちろん、千恵美も口淫手帳をもっているため、ゲーハーにフェラをする義務がある。
男性教官は他にもいるが、厳しくても生徒に尽くすゲーハーを女子生徒は嫌々ながら選んできたのは事実。
千恵美は兄がいるため、父親の会社ではなく、子会社たる賃貸事業を任される。
嘘が多いと言われる不動産業界で正直に営業してもらいたいと、ゲーハーは千恵美にピンサロ風なやり方で営業の厳しさを教えていたのだ。
「飲め!」
容赦なく口腔内にブチ撒かれた精液を、一気にごっくんした千恵美は「美味しいです」と言葉にする。
本当はそう思ってはいないが、金銭を支払って頂くお客様のテンションを下げることはビジネスではご法度だ。
「大切な精子を私に飲ませてくださり、ありがとうございます」
「わかってきたな。いいぞ」
商学科には性産業クラスもあるが、特に商学科の生徒には「美味しい」「御馳走様でした」など、営業トークも絶対に添えることと教えていた。
そして桜が開花しはじめ、卒業シーズンに差し掛かる。
千恵美はゲーハーを教室に呼び出した。
ゲーハーが教室に入ってくると待ち伏せしていたかのように机に乗ると下着を脱ぎ、大ジャンプ!
――――とうッ!!
捻りを加えた〝開花ジャンプ〟でゲーハーにダメージを与えようとしたのだ。
「こ、これは開花っ!?――――――ッ!!
男性経験のないぴっちりと閉じ合わされた下腹部をゲーハーの顔面に打ち付けKOさせたのだ。