あらすじ
偏差値80のエリートコースと競技会からスカウトされるスポーツコース。
この2つのコースの特待生のみで構成される桜女子学園は平成32年に創設された3年で卒業も可能な5年制の私立高等専門学園である。
エリートコースは在学中に司法予備試験に合格し、弁護士や裁判官を目指す者、大学に進学し官僚になる者が多い。
スポーツコースは近年公営ギャンブル化された競泳、150mリレーなどのプロ選手になる者が多い。
その学園生活は全寮制で、厳しく統制されている。
特に教員を教官と呼び、絶対に服従を余儀なくされる。
だが、桜が開花する卒業シーズン。
卒業式後にお世話になった教官に対し、復讐してもいいという文化があるのだ。
その文化とは下着を脱ぎ、大ジャンプから思いきり開脚し、女性器を露にした状態にして、月面宙返りの要領で教官の顔面に股間を打ち付け、負傷させるのだ。
これを〝開花ジャンプ〟と呼ぶが、女子生徒複数名に恨まれると超究極奥義〝満開ジャンプ〟をまともに食らうこともある。
これは多くの卒業生を上級国家公務員やプロスポーツ選手へと導いた通称〝ゲーハー〟と呼ばれた鬼教官の末路を語る物語である。






