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湿気と恐怖が支配する…危険な通路の先に待つもの

ミリアの新しい衣装が完成し、動きやすく、露出を少し多めにしたスタイルで彼女は俺たちと共にダンジョン探索を再開する。泉で体を清めたミリアがその衣装を身にまとった姿は、まさに理想的だった。


「動きやすそうで良い感じだな!」俺は笑顔でミリアを褒めた。


ミリアは照れながら、「ありがとうございます、あなた様…」と控えめに応えた。彼女の声はいつも落ち着いていて、何もかも受け入れるような柔らかさがある。


「うん、最高だ!」俺は内心でその露出多めの服にドキドキしつつ、興奮を隠せずに声をかけた。


ルーナは俺の肩にとまり、鋭い目で俺の顔を見つめた。「真人、そんな風に見ていると、ミリアが困るわよ…」フクロウらしい落ち着いた声で、鋭い助言を放つ。


「な、なんだよ、俺はただ…見てるだけだし!」俺は慌てて言い訳しつつ、目をそらした。


ダンジョン内を進むと、やがて階層が変わり、空気に違和感が出てきた。周りが静かになり、暗く湿っぽい雰囲気に変わっていく。


「なんか…ここ、ちょっと変だな」俺は周囲を見渡し、背筋が寒くなるのを感じた。


壁は苔で覆われ、冷たい湿気が漂っている。足元はぬかるんでいて、歩くたびにぐちゅりと音が鳴る。


「ここ、あまり良くないわね…嫌な感じがするわ」ルーナが、鋭い目で周囲を観察しながら助言をくれた。


「確かに…ここは気をつけた方がいいかも」俺はうなずき、剣を構えた。


隣を歩いているミリアも耳がピンと立っていたが、今はしおれている。彼女のネコミミが垂れているのを見ると、何かが迫っていると直感する。


「ミリア、大丈夫か?緊張してるか?」俺は優しく声をかけた。


「…はい、あなた様。少しだけ怖いですけど、頑張ります」彼女はうつむきながらも、勇気を振り絞って前を向いた。


「よし、俺たちが守るから安心しろ」俺は力強く応え、彼女の肩をポンと叩いた。


ルーナが低い声で俺に語りかける。「この先、何かが潜んでいるわ。注意深く進んだ方がいいわよ。もし何か感じたら、すぐに引き返すことを考えた方がいい」


「ありがとう、ルーナ。助かるよ」俺は彼女の言葉を胸に、さらに慎重に周囲を警戒した。


その後、しばらく探索を続けていたが、突然、モンスターが現れた。背後から現れた大きな影に、俺たちはすぐさま戦闘態勢に入った。


「真人、すぐ後ろよ!」ルーナの鋭い声が警告を発する。


振り返ると、鋭い牙をむき出しにしたグロテスクなモンスターが襲いかかってきた。俺はすぐに剣を構え、ミリアを守るように前に出る。


「ミリア、下がれ!」俺は叫びながら、モンスターの攻撃を受け流した。剣がぶつかり合い、金属音が響き渡る。


「はい、あなた様!」ミリアはすぐに後ろに下がった。


「ルーナ、見張ってくれ!何か異変があったら教えてくれよ!」俺は声を張り上げ、前にいるモンスターに集中する。


「もちろんよ。油断しないで、こいつの動きを見極めて!」ルーナが背後から冷静にアドバイスを飛ばす。


俺はモンスターの動きを注視し、剣を振るい続ける。モンスターは素早く、鋭い爪で攻撃を繰り返すが、ルーナの指示でその動きを予測しながらかわし、攻撃を繰り出すことができた。


「右から来るわ、準備して!」ルーナの助言に従い、俺は瞬時に剣を振り回し、モンスターの攻撃を受け止める。


「おう、ナイスだ!」俺はルーナの言葉に感謝しながら、反撃のタイミングを見計らっていた。


ミリアは後方で緊張しているが、俺とルーナの連携を見守りながら、静かに状況を把握している。


「もう少しよ、しっかり!」ルーナが力強く叫び、俺は全力でモンスターに最後の一撃を加える。剣が深くモンスターに食い込み、苦しそうなうめき声をあげながらモンスターが崩れ落ちた。


「よし、これで終わりだ!」俺は息を整えながら言ったが、すぐにもう一体のモンスターが迫ってきた。


「また来るわ!気を抜かないで!」ルーナが再び警告する。


俺は反射的に剣を構え、再び立ち向かう。ミリアも後方から勇気を振り絞り、小さな声で応援してくれている。「あなた様、頑張って…!」


「おう、俺に任せろ!」俺は再びモンスターに向かって飛び込み、剣で何度も攻撃を繰り出した。モンスターは必死に反撃するが、俺たちの連携の前に次第に劣勢になり、ついに倒れる。


戦いが終わり、俺たちは一息つく。


「ふぅ、なんとか倒せたな…」俺は肩で息をしながら、ミリアの方を見た。


「ありがとうございます、あなた様。ご無事で何よりです」ミリアは優しく微笑んだ。


「無事で何よりって…お前もな。俺だけじゃなくて、ミリアもちゃんと守らないと意味がないんだからな」俺は笑顔で彼女に応えた。


その時、ルーナが前方を指差し、顔をしかめた。「…気を抜かないで、まだ先があるわ。あの通路…なんか嫌な予感がする」


細くて暗い一本道が目の前に広がっていた。通路は狭く、周りに逃げ場がほとんどない。


「こりゃあ、ただの通路じゃなさそうだな…」俺は剣を構えながら、慎重に歩き始めた。


「この通路は危険だわ。急いで抜けることを考えた方がいいかも」ルーナが助言する。


ミリアのネコミミは、完全に垂れていて、彼女の不安が伝わってくる。


「ここ、危険です…あなた様」ミリアが静かに言った。


「わかった、慎重に行こう」俺は彼女を守りつつ、通路を進んでいった。


周囲の空気が重く、まるでこの先に何か強力な存在が待ち受けているかのような感じがした。俺たちは気を引き締め、次に何が待っているのか分からないまま、通路の先に向かって進み続けた。

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