自費出版の敷居が高い?そんなあなたに同人誌で出版をおすすめします
自費出版と同人誌の違いは何か?というところからまず説明が要るかなと思うので、まず説明から入ります。
企業に色んな作業をお願いして自腹で出版するのが自費出版です。雑に言えばね。
で、自分で色んな作業全般やって出版も刷ってくれる会社に持ち込んで印刷・製本してもらって自分で売るのが同人誌出版です。
私が今回おすすめしているのは後者で、こちらはパソコンがあればなんとでもなります。
スマホ勢?企業に自費出版頼む差額でパソコン一式買えると思うんで、なんかよさそうなの買ってください。今後生きてくのにも有用だから使い方覚えましょう。一応今はスマホでも作れるらしいけど私は作ったことないので保障しません。
次。
「でも原稿なんて作り方分からないし……」
グーグル先生がおるじゃろ?
「デジタル入稿 小説 初心者」でググりましょっか。
トップ二つにnote出てきましたね?
そこ参考にしましょう!
はい他人頼り。でもこの人すごい丁寧にまとめてあるから、私が言うことはほとんどないんだよな。
必要なものは出版したい小説のテキストデータとWordないしWord機能のあるフリーソフトくらいですかね。
それと表紙。
これはnoteにまとめてくださっている通り、出来上がりのサイズと小説の背中の部分(真ん中の、ページ分の厚み幅分のところのことです)を表紙・裏表紙と合わせて自作するか、イラストレーター様に依頼するかになってきます。
文字情報や同人誌利用OKの画像などで自作してもよろしいし、イラストレーターへの依頼が出来るサイトで表紙・裏表紙の制作を依頼してもよろしい。
ただし依頼ということはお金が掛かります。そこは惜しまないでください。
プロアマ関係なく「仕事」としてやってもらうので、理不尽な値下げ交渉、ダメ絶対。
さて、では出来上がった同人誌がお手元にあるとして。
「コミケなんて敷居高いよ!欲しい人が買ってくれたらそれでいいんだけど?」
はい、Pixivグループの「BOOTH」使いましょう。
同人誌販売OKの通販サイトです。
自宅から直送(匿名)で発送する形式もよし、倉庫に預けてそこから都度発送してもらうもよし。
お好みの方法で頒布してね。
サービス利用料、要するに手数料は払う必要がありますが、自宅の住所バレる恐れがある自家通販したくないですよね?
毎日毎日何冊も同人誌の発送作業したり管理したり、めんどくさいですよね?
その分の手数料です。
私からすると「エッこんな値段でやってくれんの!?好き~!」ですね。
自分で管理しなくていいし自分で作業しなくていいって……思ってる700倍くらい楽っすよ……。
ここまで読んだアナタは次にこう言う。
「でも読者にどうPRしたらいいか分かんないよっ!」
X(旧Twitter)の固定ポスト機能使えばええじゃろ。
なろうのプロフィールに書いてもいいし。
今時固定ポスト知らない人も多くないとは思いますが、「固定ポストとは何か?」を説明します。
特定の投稿の「:」こういうのありますね?
ここを押すと、自分の投稿だった場合、「プロフィールに固定する」と表示されると思います。
こちらを選択するとその投稿がアカウント画面のトップツイートに固定されるんですね~!はい便利。
なので、X(旧Twitter)で「こういう本出しました!BOOTHリンクはこちらです!」と宣伝をぶちかまし、プロフィールに固定しましょう。
一週間とか十日とか、あるいは新しい作品を投稿した時にでも「固定ツイも見てね!」みたいに宣伝すれば、あなたのアカウントホーム画面を普段見てない面々が気付いてポチってくれるかも。
なろうのプロフィールは言わずもがなですね。
編集できますね。リンクと誘導・宣伝文句書きます。終わり。
以上、自費出版(企業に作業は任せるけど出版費用は自腹)よりも同人誌出す(全般自分でやるし自腹なのも変わんないけどあれこれ自由)のをおすすめするエッセイでございました。
これは「一次創作」と呼ばれるいわゆるオリジナル小説の同人誌でも使える知識ですが、二次創作の小説本作成でも勿論使える知識ですし、転用すればイラスト本や漫画だって作れます。
イラスト本や漫画は場合は私は詳しくないので、グーグル先生で「イラスト本 同人誌 初心者」などで調べましょう。
ぶちこむワードによってグーグル先生は一生懸命探してくれるので、分からないことはググろう!
同人誌出版は思ったより簡単に出来るし安く仕上がるし経験値積めばどんどん強くなれるしで全然アリなんだよね。自分はいずれなろうを去る時が来たら出して頒布しようかなと思ってます。