魔王と巨木
すいません...少し投稿が遅れてしまいましたね...
来週は、来週はたぶん、忙しさもなくなると思うので短いですがご了承を。
あと、少々寝不足なので文がどこかおかしかったらすいません。
奇妙な森に向かって歩き出した一行。既に奇妙な森の手前の一見普通に見える森を既に三十分ほど歩いたが、生き物の気配を感じたことは一度もなかった。
魔物すらいないのはやはりおかしい。
勇者たちでさえダンジョン内でこんな現象に出会ったなどという話は一度も聞いたことがなかった。
そして、一行は普通の木が生えた森を抜け、奇妙な木が乱立する場所へたどり着いた。
「ここには何があるんだろうね...」
勇者が周りを警戒しながらつぶやいた。
「とりあえずあの巨木のところまでいけばいいんじゃないか?」
魔王の言葉に全員が賛同する。
そして全員が決めた方向を警戒しながらまた進み始めた。
巨木に向けて進むたび、なんだか巨木に惹かれるような感覚が強くなる。
無意識のうちに歩む速度が速くなる。
一行が早歩きをし始めて少し経った頃に、視界が開け、幻想的な巨木がその全貌をさらした。
「「おお...」」
一行の誰がこぼしたのか、そんな感嘆をにじませた声が少し響いた。
見れば、巨木はうっすらと光を放っている。その色は白っぽい光もあれば暗い色の光もある。
巨木から放たれたひときわ明るい光と、ひときわ怪しい色の光がそれぞれ、勇者と魔王のもとへ放たれ、二人が反応する間もなくそれぞれの体に吸い込まれていった。
「「何だったんだ、今のは...」」
不可解な現象に硬直するが、それ以上に何かが起こる気配はなかった。




