もう娯楽コンテンツの供給元はいい加減にユーザーが望んでいる、ユーザーが楽しめるものをちゃんと作れるようにしてほしい
さて、現在私が唯一連載を続けている”派遣社員の人生やり直し 日本の未来を変えるために各種ゲーム製作から成り上がる!”でも触れていることなのですが、もう娯楽コンテンツの供給元はいい加減にユーザーが望む、ユーザーが楽しめるものをちゃんと作ってほしいよと本気で思います。
まず実写映画やドラマは日本では監督や出演者の知名度や芸能ププロダクションの意向のほうが重要視されすぎて、実際の演技力や演じる役柄にちゃんと合っているかどうかというのはおざなりにされすぎています。
その結果、邦画や日本のテレビドラマはつまらない駄作ばかりといわれる現状ですね。
根本的な原因は80年代前半に角川が原田知世や薬師丸ひろ子をメインにしたアイドル映画をヒットさせてしまったことだと思いますが、緊急避難として制作費を稼ぐためにやるならばともかく、それを主流にしてしまっちゃだめでしょ。
また、ラノベや漫画などの原作ありアニメやなろうからの書籍化は物語をちゃんと完結させる気がないどころか面白くなるところまで作らせる気すらないのが見え透いてますし、これでユーザーがそれを見たり読んだりして本当に楽しめると思ってるのか? と思います。
『転生したらスライムだった件』のアニメ化なんて何であんな中途半端なところまでにしたのだろう? シオンとかが死んでミリムが魔王になるまでやるべきだったんじゃ? と本当に思うんですよね。
そういう点では散々たたかれているガンダムシードデスティニーや鉄血のオルフェンズは、少なくとも物語をちゃんと完結させてるだけ、そういった原作ありアニメよりもはるかにましなんじゃないかなと思うんです。
あとDMMでは過去に『IS〈インフィニットストラトス〉』が実装され現在では『オーバーロード』と『転生したらスライムだった件』のブラウザゲームが実装されていますが、正直面白くありません。
原作の知名度に頼りすぎだと思いますし、動作が重くてイライラするんですよね。
後、ソシャゲのアニメ化は、そもそもソシャゲそのものにストーリーがないに等しく、アニメが面白くなる可能性が極めて低いので、やめてほしいです。
そしてソシャゲにせよラノベにせよ取り合えずかわいい女の子だけ出しておけばいいだろみたいなのはどうかなと。
結局それによって本来のターゲットであるはずのコアなファンに呆れられて逃げられ、そのコンテンツが本気で好きなわけでもないのに集まってきたライトユーザーは長期的なユーザーとして育たないという、娯楽コンテンツの供給元にとってもよくない結果しか残らない状況だと思うんですよね。
シンプルな話、娯楽コンテンツというのは面白いからファンが増える、そうでなければファンは減るというものだと思います。
なので、ユーザーが望む面白いと思えるものをちゃんと作るようにしていかなければ、今後はどんどんじり貧になっていくんじゃないかと思います。