プレイヤースキル
こんばんは。今日も更新します。
変な話をしますが、読者様は、夕食を食べますか?
そりゃあ食べますよね。当然だと思います。
でも私は最近思うんです。夕食で摂ったエネルギーは、なんのために使われるのだろうと。
夜って、ほとんどの時間を寝て過ごすじゃないですか。寝るためにエネルギーが必要だと言われれば、私も納得なのですが、寝るために夕食を摂るなんて、牛になるんじゃないか。そんなことを考えてしまう今夜です。ちなみに、私が夕食を食べたかどうかは秘密です。なぜ秘密にするの? いえ、特に理由は無いんです。
俺は地面に大の字で突っ伏していた。
駄目だ。
全然勝てない。
「オウカ、お前、弱いんだな」
「う、うるさい」
「あたし、お前の攻略法が分かったよ。つまり、剣を躱せばいいんだ。そうすればお前なんて、ただの力任せのタフなでくの坊だ」
「く、くそう」
言い返せなかった。俺はレベルを上げただけで、強くなったつもりでいた。だけどプレイヤースキルについては、メタル系のモンスターを倒しても中々上達しない。プレイヤースキルだけで言えば、ルルアに完敗だった。勝てる日なんて、来ないかもしれない。
食堂から三角巾をしたモモが出てきた。
「皆さん、お食事ができました。って、あれ?」
モモは俺の敗北姿を見て、首をかしげる。
「オウカ様、もしかして、姉様に負けたのですか?」
「余裕のよっちゃん、だ」
ルルアが口の端を吊り上げた。続けて言う。
「オウカなんて、朝飯前って感じ。よし、朝飯でも食いにいくか」
「ま、待て」
俺は木刀を杖がわりにして立ち上がった。
「今度こそ倒してやる」
「はいはい、また明日な」
「お前、俺を舐めるなよ」
「それは、一本でもあたしに勝利してから言え」
ルルアが木刀で自分の肩をぽんぽんと叩きながら、食堂の中へ入っていく。
「ムキー、なにあの女」
クーニャンが屋根の上から降りてきた。俺の無様な戦いを眺めていられずに、屋根の上に上っていたのだ。
「オウカ様。クーニャン様。お食事ができました。さあ、食堂へどうぞ」
モモが玄関を右手で差す。
「あ、ああ」
俺はうつむき加減で、食堂へ入って行った。
クーニャンもぶーたれながら、後ろに続いた。
続けて更新します。




