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新大日本皇国   作者: 茶太郎
10/25

内乱5

観覧席に砲弾を撃ち込むと一般人の観覧席にまで被害及ぶような・・・・・と今更ながら思います。


自衛軍戦記 未来からの漂流者は少しお休みさせて頂きます。新大日本皇国の内乱編が終わるまで。

こちらのストーリーばかり思い付いてしまって・・・

連合艦隊旗艦[紀伊]艦橋。


「全弾命中を確認」


双眼鏡を覗く砲術長が戦果を確認し、長官に伝える。


「やりましたな長官」


艦長の言葉に橘連合艦隊司令長官は


「浮かれるな。まだ計画の始まりでしかないのだぞ。それより生き残った者がいないか確認急げ」


と返す。


「ハッですが41センチ砲と46センチ砲の一斉射で全弾命中しているのですから生存はあり得ないでしょう」


「念のためだ。それより計画は第二段階に移る。陸戦隊はどうか」


参謀の一人が待機中の揚陸艦数隻を見ると船体後部が開き、中から揚陸艇が出てきていた。


「上陸部隊を展開中。まもなく上陸が開始されると思われます」


その参謀の報告にうむと答え


「これは計画の始まりに過ぎない。我らがこの計画を成功させなくては皇国は滅びる。まさに皇国の命運は我らに託されているのだ。そのことを肝に命じ奮戦努力せよと全軍に伝えよッ」




砲撃を受けた観覧席では。

観客の声は歓喜から悲鳴に変わり混乱し我先にと逃げ始める。

近衛部隊も突然のことですぐに判断が出来なかった。


「何してるッ早く両陛下を避難させるんだ!!」


しかし、部隊長が指示を出すと行動は早い。

近衛たちが両陛下を囲みこの場から避難させる。

その中の一人永瀬隆史第二班班長がいた。


「早く御車に」


陛下専用車両と警護車両の計三台が両陛下の前に止まりすぐに乗せる。


「いいか永瀬、緊急避難計画通りに空軍基地に両陛下をお連れしろ。連絡はすでにしてあるから特別機が待機している」


「部隊長はどうするのですか?」


「私はここで民間人を避難させるために残る」


「ですが・・・」


「ここの責任者は誰かッ」


永瀬の言葉を消すほどよ大声をかけられた。そちらを見ると陸軍部隊がそこにいた。


「ここは任せて早く行け。陛下を傷つけさせるな」


「了解。第二班乗車せよ」


部隊長が陸軍兵と会話している間に第二班の隊員は車両に乗り込む。

永瀬も陛下専用車両の助手席のドアを開ける。

その瞬間、ダンッ銃声が響いた。

振り向くと力を失ったこのように倒れ行く部隊長と拳銃を部隊長に向けている陸軍兵の姿を目に写る。


「部隊長!!」


思わず叫ぶ永瀬。

陸軍兵たちは小銃や拳銃を他の近衛たちに向けて発砲。次々と倒れる近衛。応戦しようした近衛もいたが近衛部隊が持てる装備は拳銃の他スタンガンや閃光手榴弾、煙幕手榴弾ぐらいであり、多勢の陸軍に撃たれていく。

永瀬は車両に乗り込み「出せッ出せッ出せッ!!」と叫び運転手はアクセルを踏み込みこの場から退避した。

ご指摘ご意見ご感想などがありましたらお願いします。

因みに近衛部隊は軍所属ではなく宮内省管轄の部隊でありボディーガードやSPに近い設定です。


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