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あの人と共に  作者: yasu
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第二話 『職探し』

第一話は最終話です.第二話が最初の話です.

事の発端です.

第二話 『職探し』

 「それでは、お疲れ様でしたー.お先失礼しまーす」

 「お疲れ様でーす」

 背後から返答を聞きつつ、軽く会釈して外に出た.私は今ラーメン屋でバイトをしている.始めたのが大学1年の秋.今は大学3年の5月なので、かれこれ2年弱になる.大学生のバイトが多いこの地域では、十分なキャリアとも言えるし、実際、仕事は出来る方だし、仲間からの信頼もそこそこに厚いと思っている.

 それはそれとして、私は正直なところ、別の仕事をしてみたかった.バイトをする理由は、メインとしてはお金のためだ.まず、今のバイト先の時給には少し不満がある.それに、ラストの営業時間が夜中の2時なので、勉学に励むにはあまり適していない.と言うのも、私にとって大学は勉学に励む場所であり、研究する場所であるからだ―昨今、大学の目的や価値は人それぞれだと思うが―.

 それに、どうせなら別の職種を体験してみたかった.大学生の間でしかバイトを経験することはないのだから.もちろん、予定は未定だが.

 そこで、私は帰宅してからパソコンを開き、求人サイトを閲覧していた.


――あぁ、やっぱり、飲食店が多いなぁ.


 飲食店は経験したくない.そう思いながら、条件を変え、サイトを変え、いくつか探していると、見つけた.


――コールセンターか.


 『時給800円・深夜土日900円、9-21時まで』


――これだ.


 そう思った.コールセンターというバイトがどう言う仕事なのか、はっきりとはわからなかった.でも、少なくとも、飲食店ではないし、必要以上な汗もかかずに済みそうである.


 敢えて言おう、私はこの時、第一話のような事態になるとは思ってもみなかった.


 さて、早速電話をし、面接日時・場所を聞いてそれをメモした.

 「それでは、○月△日□時に、よろしくお願いします」

 「はい、お待ちしております」

 さすが、コールセンターというだけあって、対応も言葉遣いも丁寧だった.うちの店とは大違いだ.

 そして、面接当日の日がやってきた.

読んでくださってありがとうございます.

さて、遂に来ました面接当日.

ぶっちゃけ、本編の重要カ所かと言われたら全然そんなことありませんが.

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